Pint浅草に行った話 退局まで残り91日

いやはや、退局まで残り3か月となりました。
毎年、大晦日か元旦は当直をしています末端医局員です。この年末年始は実家に帰省し、珍しく紅白歌合戦など観ながらまったりしていますが、1/2は当直を任されております…

そして、父になる

こどもが誕生してからというもの、妻には日中の育児を任せっきりで頭が上がりません。息子は死ぬほど可愛いのですが、しばしば一日中機嫌が悪かったり、理由無く泣き続けたり・・・意思疎通もできませんし、24時間目が離せないため妻の心の安まる時間が無いと思います。

ところで勤務医の業務は、はっきりいってストレスフルです。僕の日々のストレス解消法は仲間と飲み明かすかサウナに入るかでした。しかしながら、コロナ禍に父になってからはどちらも好き勝手に出来なくなってしまいました。これが父になることか・・・と悶々とした日々を過ごしておりました。

親になること=自分の可能性を狭めること?

誘われたら二つ返事で行っていた飲み会も、どんなに仕事が遅くなっても通っていたサウナも、行かなくなった。加えて論文は進まないし、借りた本も半分も読み進められず延滞。そんな日々に、「結婚は人生の墓場である」という名言(迷言)?が頭を過ぎります。

けどそれは妻も同じ。妻もサウナやヨガが趣味でしたがだいぶご無沙汰。たまには僕に任せて自由に遊んできたら?と勧めても、いまは子育て優先!とあまり誘いに乗らず。真面目な妻です。せっかく二人三脚の子育てだし、お互いにたまには息抜きしながら極力楽しくやっていきたいというのが僕の考えです。

もちろん子どもが一番なのは同意見ですが、あまりにもストイックになりすぎてしまっては余裕もなくなり、本当に些細なことで言い争いにもなります。この間も小学生レベルの口喧嘩をしてしまいました。

僕は1人の男として、妻や息子に自分の人生を全BETするのではなく、僕は僕の人生を生きているのであって、いま、妻と息子と共にあるという自分の人生をより豊かにしたいと考えています。それは結果として家族を守ることになると信じています。

SAUNA RESET Pint浅草

そんな中、近所に半年前にできた個室サウナが。
その名も「SAUNA RESET Pint浅草」。

昨今の高級志向の個室サウナの台頭には若干ウンザリしている大衆サウナ派の僕ですが、今年の諸々を精算・RESETするのにこれ以上の場所があるだろうか?TVでも紹介されているらしいが、何故かキャンペーンで4500→3000円らしい。これは行くしかない!!

「今年も終わりだし、交代でサウナでも行って今年の垢を落としてスッキリしよう」と持ちかけ、半ば強引に妻の分まで予約。

先に行ってきた妻は久しぶりにサウナで身も心もデトックスできた様子。とてもいい顔でただいま~と帰ってきた。この時点で良かったなと。

施設はかなりきれいでセルフロウリュで十分なセッティング。
外気浴は狭くて少し残念だが浅草のど真ん中ならあれが限界か。
総合的に、かなり良かったです。生粋のサウナーが作り上げたに違いない。

個室サウナのメリット

個室サウナってなんか気取ってて、値段が高くて、銭湯サウナで十分じゃん、というのが僕の考えです。一人でサウナに入るのもなんか違う。もちろん激混みだったり、五月蠅い人がいるのは嫌なんだけど、集団の中での個、というか、大衆の中に一人自分が蒸されていることがイイのよね。

今回個室サウナを初体験して、これもこれでアリかなと思いました。
とにかくサウナに没入し自身を内省することができます。

いつもは見て見ぬフリをする、自分の怠惰な面や、仕事へのモチベーション、家族との関わり方など、なぜかサウナでは素直に反省することができます。来年の目標などもじっくりと考えてみました。

また行き詰まったときは来たいと思います。

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