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11.8

本を読むときは主に小説、エッセイ/日記、その他実用書/人文書、の3カテゴリーをぐるぐる回りながら読んでいる。今はだんぜん日記のきぶんで、でももうすぐ読書の日記は読み終わるのと、次に読みたい日記を持っていないのと、思いつかないので、代わりに日記のような雰囲気のする、滝口悠生の長い一日を読もうかな、となっている。

その日の体調や気分、天気や気温、湿度によって、読みたくなる文章、というか文体が変わるのが、おもしろい。そのとき興味を持っているもの(今だと着物なので、戦前のデザインや歴史、配色とかが気になる)にまつわる本を読みたくなるのはもちろんなのだけど、それだけじゃなくて、もっとrawな、体調や気候といったものに、読みたくなる本、もとい文体は左右されるんじゃないかな、と思う。今は生理前で身体がだるく、気分も「すべてにうんざり」といった鬱々とした気分で、そういうときは淡々とした日記が合うらしい。小説や人文書を読むには少し疲れすぎている、んだと思う。

それでは、また。

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