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11.18

赤毛のアン6巻と、滝口悠生の長い一日と、その他いわゆる実用書を、ぐるぐる回しながら読んでいる。ipadでお絵かきしたり、ゲームしたり、着付けの練習もしたいのだけれど、平日は目と身体が疲れているので、なんだかんだ夜は本を読んでいる。

アンは11歳くらいだったのに、いまはアラフォーくらいの6人の母になっていて感慨深い。庭いじりが趣味だそうでそれがとても楽しそう。アンが主人公の巻はこれが最後みたいで、今半分くらいまで読み進めたのだけれどもう寂しくなっている。

昨夜はお風呂にゾネングラスを持ち込んで、電気は消して、湯船につかりながら5分くらい長い一日を読んで、そしたらとてもリラックスできてとても幸せなきぶんになった。そのうち、子どもが大きくなって夜好きなだけお湯につかれるようになったら、お風呂が読書リラックスタイムになるのかと思うと、今からとてもわくわくする。

長い一日は入れ子構造みたいな小説で、著者と思わしき人物が出てくるのだけれど、そこで「滝口の本は売れない、なぜなら俺と思わしき人のことが描かれているから」と出てきて、なるほど確かにと笑ったのだけれど(窓目くんが髪を切ったというなんてことない話だけで2章過ぎる)、その「どうでも良さ」が多分にある話がだらだらと続くのがなぜかすごく心地よく、ついつい読んでしまって、いっぱい書いてほしいから売れてほしいけれど、でもこのままひっそり、ひっそりとした本を書いてほしいというファン特有の気持ちを抱いている。

それでは、また。

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