8.30
週末はワクチン接種。腕は聞いていたとおり上がらなくなったけれど、熱は出ずに助かった。それでも、熱っぽい倦怠感が翌日あったので、ベッドで休む。あつ森のゲームをしたり、見たかったあの夏のルカを見たり、赤毛のアンの続きを読んだりと、ごろごろする。子どもが生まれてからは日中にごろごろすることが減ったので新鮮だった。
独身で生きるなら、すてきなオールドミスになろうと決めたの。人は私を変わり者だと言うけど、それはただ、これまでのありきたりな独身女性を真似しないで、自分らしいやり方をしているからよ。
アンの青春 P.311 文春文庫
アンの小説には、ところどころ、これって本当に100年前の小説?とびっくりする箇所に出会う。今も昔も女の人にとって、結婚というのはしようがしまいが、すごく意識させられることなんだなあ、と。
自分らしいやり方をしていたら「変な人」と言われるのも、でもそれを貫く姿がかっこよく見えるのも、変わらないなあ、と。
でも、アンの生きた時代のカナダでは、独身女性同志が一緒に暮らして歳を重ねていく、というのはかっこいい生き方として認められていたようで、アンも親友のダイアナに、大人になったら一緒に暮らしましょう、みたいなことを言っていて、これ、現代でもそういう風潮がもっとあればすごい楽だし楽しいよなあ!と思ったのだった。私も子どものころ、仲の良い友だちと、大人になったら一緒に幼稚園の先生になって一緒に住もうね、と計画を立てていたのを思い出した。
それでは、また。
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