6.26

週末は1階の部屋とパントリーを整理する。梅雨時ってじめじめしているからか断捨離でもしてすっきりしたい、という気分にむしょうになった、らしい。

二世帯暮らしでしかも小さい子どもがいるとなると、家はなかなか片付かない。両親が置いていったもの、弟ふたりのもの、私と夫、子どものもの、Airbnbのもの。これらすべてを東京の狭い家に、収まりよく置いておくのは非常に難しい。お下がりのおもちゃとか、買ったけど使っていなさそうなおもちゃは処分するのか、それともタイミングが合えばその後使うのか、その判断は非常に難しいし、リビングとか玄関の共有部にある、誰のだかわからないしでも明らかに使われてなさそうな日焼け止めとか、使用期限ギリギリのうがい薬とか、そういう細々したものの行き先に、途方にくれる。美しい文章を書いたり無駄のないコーディングをしたりするのも難しいけれど、必要なものをみんながわかりやすくかつすっきり収めるというのも同じくらい頭を使うと思う。

個人の持ち物は各部屋にお引き取りいただき、食べ物のストックで賞味期限が切れてたり使わなさそうな粉もの、乾燥豆、ドレッシングなどは思い切って処分した。パントリーが2段空き、キッチンの床に出しっぱなしになっている資源ゴミのゴミ箱とたまねぎ、じゃがいも、バナナの箱がパントリーに無事収まりそうでとりあえずほっとしている。

断捨離を始めるとついあれもこれも捨てたい、整理したいという際限なき欲求に襲われるのだけれど、今の自分の住環境でその欲望に従うと家族とのあいだに軋轢を生みかねないので、ほどほど、ほどほど、と言い聞かせている。ひとつずつでいいから、ものを買うときはいらないものをひとつ捨て、お気に入りにアップデートすること。それくらいのゆっくりさでいくといい。

それでは、また。

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