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生きやすい、をつくる

ふだん、noteでは日記ばかり書いてるのですが、このたび新しいマガジンをつくりました。

自分やまわりの人たちが、より生きやすい、を感じられる習慣や社会について考えたい、そしてつくっていきたいな、という想いがこもってます。

実際に、生きやすい習慣や身のまわりの社会を自分たちでつくっていけるように、web3でのプロジェクトや、つくる“場”を準備中です。

準備でき次第、こちらのマガジンでお知らせします!

生きやすい、という言葉に込めた意味

最初は生きづらい、を考えるっていうタイトルにしようかなと思ったんですが、生きづらさ、についてフォーカスするよりも、今はどちらかというと生きやすさをつくっていく方を考えたいなって思ってて、

なぜいま、わたしは生きづらいのかっていうところをクリアにしていかないと、そもそも生きやすさについても出てこないかもしれないんですが、それでも、なぜ生きづらいのか、っていうところで止まるんじゃなくて、その先に、

じゃあどうやったら少しでも、自分が生きやすいと感じる思考や環境、そして社会をつくっていけるのか

っていうところにフォーカスしたいなと思ったので、「生きやすい」っていう方の言葉を用いることにしました。

どうせ変わらない、変えられないという無力感を超えて

仕事時間長いなあ、とか、
ワンオペ育児でしんどいなあ、とか、
保育園入れるかどうか不安、とか、
どうせ夫は育休取れないしな、とか、
この受験勉強意味あんのかな、とか、
なんで毎日学校行かなきゃいけないんだろ、とか、
結局結婚したら、って圧かけられるよな、とか、
就活以外の道見つかんないな、とか、

人生の節目で、また、毎日生きてるなかでふと、
しんどいなあ、とか、
なんでこんななんだろう、とか、
どうにかなんないかな、
って、ふと思うことがあっても、

どうせ何もできない、
どうせ変わんない、
人や社会は変えられない、

みたいな、無力感がありました。
投票は行く、でも、
どうせ投票したとこで何も変わんない、
ってどこかで思ってるのも、事実です。

いまも、そういう無力感はあります。

でも、ここ1,2年、毎日なんとか生きやすくしたくて、
もっと具体的に言うなら、
毎日なるべくイライラしすぎず、
落ち込みすぎず、
なるべく楽しいと思うことを見つけて、
なるべく集中できることを見つけて、
っていうのをやって、

前よりは生きやすいと感じるようになりました。

振り返ってみると、どうせ自分(の性格、例えば落ち込みやすいとか、傷つきやすい、とか、人の目を気にしてしまう、とか)は変わらない、まわりの人も変えられない、社会も変わらない、といった、無力感自体が、生きづらさを生み出していたなあ、と思います。

生きづらかった、過去の自分

朝起きると、息苦しい、息が文字通りしづらい、毎日将来が不安、

みたいな時期が、就活を始めた大学3,4年の時期にありました。

就活から、日本から、半ば逃げるように留学したドイツでも、1ヶ月ほど、大好きな本が読めなくなるくらい落ち込んだことも。

もともと心配性なんですが、20代前半は、不安や心配に絡め取られると、それがずっと続いて、なかなか抜け出せなくなる、ということが多かったです。

心配性で傷つきやすくて行動力がなくて、自己肯定感が低くて、そうやって自己嫌悪しながら自分のことばっかり考えてるのにますます嫌気が差して、自分がどんどん嫌いになって、みたいな、負のスパイラルにどっぷりつかる、みたいなことをよくしていました。

生きやすい習慣をつくる

なんでそんな生きづらさや、息苦しさを感じていたかの理由はいろいろあると思うんですが、それはまた、別の機会にお話ししたいと思います。

というのも、わたしの場合、なぜ生きづらいのか?なぜこんなに自己肯定感が低いのか?って深掘りしていくよりも、

毎日部屋を片付ける
掃除機をかける
朝、玄関の掃き掃除をする
ジムに通う
タンパク質をきちんと取る
仕事の合間にストレッチと筋トレをする
メディテーションのアプリを使う
感謝の記録をつける
なるべく自炊をする
自炊がめんどうな時はコンビニやウーバーを頼む
夜寝やすいように、朝外に出て朝日を浴びたり、散歩の時間を確保する
集中できたり、没頭できる趣味や、楽しい時間をたくさん持つ

など、心身ともに健康に生きれる習慣を取り入れたことで、生きやすくなったと思うからです。

なるべく機嫌よく過ごす

もちろん上記だけじゃなくて、

経済的余裕が昔よりできたとか、
昔より仕事でスキルが身についたなと思うことが増えたとか、

子どもが生まれてからというもの、自由は減ったけど、
大学に行くか行かないか、
どの大学を受験するか、
就職するかしないか、
結婚するかしないか、
子供を産むか産まないか、
保育園に入れるか入れないか、
仕事を続けるか変えるかやめるか、
ふたり目を産むか産まないか、

といった、人生の節目の選択が、すでにある程度終わった感が自分のなかにあり、それは昔より可能性が減ったということでもありますが、同時に限られた時間や選択肢の中で、

なるべく機嫌よく過ごす

ということに集中できるようになったという、人生のフェーズの変化も、生きづらい、生きやすいに影響があったと思います。

また、歳を重ねるにつれて、もうすぐ30になるにつれて、心配症なところや傷つきやすいところ、そういった、自分の嫌で嫌でたまらなかったところも、

まあ、しょうがないか

と、折り合いをつけれるようになったことも大きいです。

軸足は生活に

上記でも書きましたが、わたしがこれまででいちばん、生きづらさを感じていたのは大学生のころでした。

あのころは文学部で、本ばかり読んでいて、しかも人文学系の抽象的な本ばかり読んでいて、それはそれでとても楽しい時間だったんですが、いつも頭と身体がふわふわと、地に足がついてない感じが感覚的にありました。

今思うと、家事をしたり運動したり、趣味を楽しんだり、好きな人と過ごしたり、そういった、生活に軸足を置くということをないがしろにして、時間の無駄、みたいに思っていたところも、生きづらさの一因だったんだろうな、と思います。

一方、数年前に子どもが生まれたときは、、四六時中お世話に追われてどっぷり生活に浸かっていて、それはそれで息苦しさがあったので、

生活に軸足を置きつつも、こうやって、

生きづらさってどこから来てたのかな?
どうやったら生きやすい習慣をを身につけられるかな?
自分にとって生きやすい社会ってどういうのだろう?

って考えてみたり、本を読んでみたり、

今ここ、の生活を大事にしつつ、
今ここ、でないことを考えたりする時間を持つ。

こうやって、生活と思考を行き来することが、わたしにとって生きやすさにつながりました。

web3を知って

生活に軸足を置きつつも、都度、思想や哲学を参照しながら、考えと生活を行き来して、より、自分の生きやすい、を模索する。

ここ数年、そんなふうに考えながら、書いたり、子育て家事仕事、つまり生活したり、たまに本を読んでぼんやり考えたり、をしていたのですが、

数ヶ月前、ふと、web3に興味を持って本を数冊読んでいたところ、ふと、自分が生きやすいと感じる環境とか社会って、もしかしたら自分でつくれるのかもしれない、と思い始めました。

これまで、自分が直接世社会を変えれるとかなんて、正直思ってなかったけれど、web3を知って、また、エンジニアとして働くなかで前よりテクノロジーかわかり、かつ、手を動かしてものをつくれるようになったことで、自分が前より生きやすい習慣をつくることができたように、

「社会」というとでかすぎるかもしれないけれど、自分や、自分たちが関心のある、ちょっとしたことをつくりやすくなるのかな、って思って興味を持っています。

web2.0だとどうしても、発信者と受け手、というかたちで分かれてしまうかなとも思っていて、web3で、自分たちの生きやすい、をつくれるプロジェクトとか、“つくる場”をゆるりつくれないかな、と考え中です。

テクノロジーや思想のために生活があるわけではない

考えること、哲学、思想の話と、web3のテクノロジーの話をしましたが、その根底には、今日一日をいかに生きやすく、もっと言えばなるべく機嫌よく過ごせるかな、というのがあります。

新しい思想や、新しいテクノロジーや、新しいビジネスのために、生活があるわけじゃない。

ついつい、思想やテクノロジーやビジネスに没頭すると、それ自体が目的になったり、ごはん食べたり、大切な人と過ごしたり、ぼーっとしたり、家事したりというのがなおざりになってしまうので、

これからこの生きやすい、をつくるマガジンで、コンセプトをお伝えしたり、web3の方でプロジェクトをつくったり、ってやってくと、ついそれ自体が目的になっちゃうことがあると思うので、

どんな活動も、今日を機嫌よく過ごす、っていうところがまずあるよ、っていうのを、このnoteまわりの活動では、忘れないようにしたいです。

生きづらさ、は人と比べなくていい

生きづらさを今よりもっと感じていたとき、わたしは、

もっと生きづらい状況にいる人もいるんだから、こんなので生きづらい、って感じちゃいけない、とか、

こんなんでつらい、ってかんじてる自分は甘ちゃんだし、弱いなあ、とか、
自分を責めて、結果としてはさらに自分を生きづらさへと追い込んでいました。

わたしよりもっと、経済的に苦しい人がいる、とか、紛争に巻き込まれている人もいる、とか、親とうまくいってない人がいる、とか、仕事が激務な人がいる、とか、ひとりで子どもを育てている人がいる、とか、

そうやって比べて、自分はまだ恵まれてるんだから、生きづらい、って思っちゃいけない、

そんなふうに、思ってました。

でも。

そういう自分のネガティブな感情って、存在していい。

生きづらい、って感じていることを、認めて、受け入れて、いいんだと思います。

生きづらさ、って、人と比べるものじゃないし、
少しでも自分が生きづらさを感じたことって、もしかしたら他の人も感じているかもしれなくて、

生きづらさを感じているからこそ、もっと生きやすい、をつくっていける可能性だってあると思うのです。

生きづらさを感じるのは、自分のせいではありません。
自分の弱さや、性格のせいではありません。

だからといって、社会のせいでも、他の誰かのせい、というわけでもないと思います。

〇〇のせい、というわけでもなく、人と比べるでもなく、でも、

生きづらいなって思ったときは、素直にあーしんどいな、って口に出せて、それを誰かに否定されたり、自分で否定したりしないってこと自体が、生きやすさへの一歩なんじゃないかなと思っています。

生きやすい、と息しやすい

生きやすい習慣をつくる、とか、生きやすい社会をつくる、っていうとコンセプトがでかすぎて、イメージが湧きづらいときは、息しやすい、に言葉を置き換えてみます。

駄洒落みたいですが、生きるの語源は息する、にあるようで、

息をする、というのと生きる、というのは、今も昔も同じことなんだと思います。

わたしにとって生きやすいって何だろう?とピンとこないときは、
どういうときに息がしやすい(呼吸がゆっくりで深い、リラックスしている)のか、
どういうときに息がしにくい、息苦しい(緊張やストレスで呼吸が速くて浅い)のか、を考えるところからスタートします。

ちなみにわたしは、夜子どもが寝たあと1時間ぐらい、ベッドでゴロゴロしながら漫画読んだりアニメ見たり、小説読んだりゲームしたり推しのインスタチェックしたり、そうやってゴロゴロゴロゴロする時間が、最近はいちばん息しやすいなという感じです。

あと、ひとりで仕事の作業中のあいま、ストレッチとかしながら、新しいことを思いついたり考えたり、考えが繋がって広がってくような。そういう気づきが多い時間も、集中しつつもリラックスしてて息が深いなって感じています。

いまのわたしにとって、生きやすい社会とは

生きやすい社会、というのは、今のわたしにとっては

・自分で働く時間が決めれる。週3回一日3〜4時間とかで仕事したり、週休3日になったり。

・働かなくても生きていける社会、それを支えるベーシックインカムのような制度がある

・子どもの個性や特性が尊重される教育がある

・休みたいときに休めて、勉強したいときに学べて、働きたいときに働けて、子育てしたいときに子育てできる

・子育て自体をシェアできる。子どもを育てるのは親(母親に責任がある)という意識が変わる

・好きなことややりたいことで、社会や誰かに貢献したい、好きなことを仕事にしたい、みたいなのが、きれいごとや、甘い考え、みたいな感じじゃなくて、うん、そうだよね、みたいな風潮になる

・稼げる人や仕事がすごい、というような、経済的指標以外のものも認められるようになる

・何をしたかで評価される社会ではなく、人の存在自体、ビーイングが尊重される社会

・わたしとあなたはお互い違うっていうのをデフォルトに、それでも、共通の言葉や折り合いのつく価値観を、模索していく感じ

・学校でマインドフルネスの授業が始まる

・家事の大切さがもっと認められる

・子育て、家事、介護など、ケアをする活動、がもっと認められるようになる

ぱっと思いつくままに書いたので、今後変わったり新たにこういうのが生きやすいなあ、って感じたりすると思いますが、いまはこんな感じが、わたしにとっての生きやすい、です。

どんなのが生きやすいのかは、ひとりひとり違って当たり前です。

それが前提の上で、もしわたしと、みなさんの生きやすい、が重なる部分があれば、その部分をプロジェクト的に一緒につくっていきたい、というのが、このマガジンでお伝えしていきたいことです。

今後の予定

・生きやすい、を考えるnoteをこのマガジンに書いていきます。イメージとしてはコンセプトをお伝えしていく感じです。

・web3でプロジェクトがつくれるようにします。

・インスタでみなさんひとりひとりの生きやすい、についてお聴きしていきたいです。ストーリーズに質問をのせていくので、よければフォローください。

・インスタで作業中の様子、生きやすい、をつくる途中経過やプロセス自体もシェアしていきたいなと思っています。

・Web3まだぜんぜんわかっていないので、web3に興味があって0からなにか一緒にやってみたい、って方や、noteの生きやすい、をつくるマガジンを一緒に運営したい、という方がもしいらっしゃいましたらぜひお気軽にインスタにDMください。

生きやすい、を一緒につくっていく、ということに少しでも興味があれば、マガジンやインスタをフォローいただけると嬉しいです。

instagram.com/__saki_s._


__saki_s._
それでは、また。



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