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5.26

チャンドラーのプレイバックを読み返している。マーロウものの長編の最終巻のやつ。なんか南の方のホテルに行くよな、女性を尾行するの依頼されて…くらいしか覚えてなくて、この先どうなんだろうと気になりながら、初めて読むみたいに読んでいる。マーロウのシリーズは、村上訳の大いなる眠り、をずっと持っていて、第一作のやつだろうか、でもいつもさあ事件が起ころうか、というところで挫折して、ということを繰り返し、このシリーズは私には合わないな、と思っていたんだけれど、有名なロング・グッドバイをダメ元で買ってみたらいけて、そこでじゃあシリーズで読むか、と思い、湖中の女と高い窓、プレイバックも買い足したのだった。

マーロウのシリーズは1回読んだくらいじゃ筋書きをきれいさっぱり忘れてしまうので、何度か読み返しているのだけれど、読み返したときの方が文体になれるのか、あらすじに慣れるのか、すらすらと読めて楽しめるので、他のシリーズも買い足そうかなあと思っている。昔読んだときは全然読めなかったのに、という本が小説はちらほらあるから、だから小説はおもしろい。他は子どものころ読んで挫折したシャーロック・ホームズと、夏目漱石もトライしたいなあ。あとは大学のときにどうしても読めなかったダロウェイ夫人とか。大いなる眠りは本棚ひっくり返してみたけどなくて、無理だと思って手放したのかもしれず、もう一度購入しないといけなくなった。

それでは、また。

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