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5.11

何かを得るより手放す方が遥かに大事で難しいな、と思う。

1年半くらい前から手帳を使っているのだけれど、年をまたいでも使えるように、カレンダーが入っていないタイプの手帳を使っている。手帳を始めよう、と思ったときに、用途によって手帳を変えるか一冊にまとめるか悩んで、最初バラバラにしていたけれどそうしたら必ず使わなくなる手帳が出てくることに気づき、一冊にまとめることにした。

結果、これがすごく良くて、手帳を開く頻度はそんなに多くないのだけれど、月1,2くらいでじっくり手帳にtodoや日記を記録したり整理するタイミングで、数年〜スパンでのwish listとか手放すことリストとか、いくつかのリストを見返したり追記したりということが自然にできて、自分の方向性とか、いわゆる自分を見つめ直すきっかけになっている。

ウィッシュリストには願いを、手放すことリストには考え方とか欲とか、手放した方がシンプルに楽に生きられそうなことを書いているのだけれど、毎日なるべく穏やかに、ごきげんに過ごすためには、ウィッシュリストに書いた願いを達成するより、手放すことリストに書いた考え方とか価値観とかを手放していった方がはるかに毎日の幸せに直結するな、と思ったのだった。

友達多いって思われたいとか「とりあえずお金たくさん稼ぎたい」とか賢いって思われたいっていうプライドとか、すてきなママだと思われたいという見栄とか、子育てはやっぱりママがちゃんと子どもの相手してあげないといけない、とか。そういう、他人からどう思われたい、とか、〇〇した方がいい、とか、そういう見栄や自分でいつのまにかインストールしていて気づいたら自分の首をしめていた、社会と言いつつ結局誰のかわからない価値観とか、そういうのを一朝一夕で捨てるのは難しいのだけれど、でもそういうのが自分の中にあると気づいて少しずつ減らしていったり、欲望を小さくしていったり良い意味で諦めていったりすると、私はなるべく毎日穏やかにごきげんに過ごせるのかなあ、と思う。

手帳はめちゃくちゃアナログだけど、ぱっと一覧でこういう過去自分が書いたことを見返せるのが、こういう数年スパンでの振り返りに向いているなあと感じた。

それでは、また。

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