リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは

理想のリーダーの条件

「ブレない」「言動に一貫性を持っている」こと。そのためには、自分なりの「スタイル」「らしさ」をもつこと。例えば、次の場面での言動をつなげていくとその人のスタイルの有無が見えやすい。

・忙しいときと暇なときの、人への対応や配慮の違い
・身体の調子がいいときと悪いときの、仕事ぶりの違い
・自分の上司と部下に対する態度の違い
・仕事などで失敗したときと成功したときの、人への接し方の違い
・職場とプライベートでの、人付き合いの違い
・お酒を飲んだときと素面のときの、自己主張の仕方

重要なことの1つに、自分で無理だと分かっていること、または、自分のスタイルには添わないものに対しては、最初から、期待に応えないこと。後から裏切りにつながってしまうためだ。その穴については、自分以外のメンバーでその役割を遂行できる人間を探し、任せる。組織内に適任者がいなければ、外部から探して連れてくる。それでもいなければ、その役割の要素を分解し、複数人で役割をシェア(分担)する。もしくは、その役割自体をなくし、代替案を考えると手を打っていく。

意図的にコミュニケーションをとり、具体的に記録する

元々ビジネスライクな人間であったこともがあるが、オンライン中心のコミュニケーションも拍車をかけ、相手の一面しか把握できていないことが増えた。また、メンバーが増えたり、ポジションがあがることによって、現場層の具体的な動きは意識して見に行かないと見えなくなってきた。

事実は勝手には集まらない。意図的に自分からとれる仕組みを設けてみる

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