ChatGPTでスローガン決め 学級デザイン#7

本日も、学級経営についての記事を書いていきたいと思います。

今日のテーマは、ChatGPTに代表される、生成系AIの活用についてです。

Twitterで有益な情報をたくさん発信されているエンジョイ先生が、次のようなnoteの記事を発信されていました。

これによると、私たち教師が普段多くの時間を割いている学級事務と言われている様々な業務を、ChatGPTという優秀な助手を上手に使うことによって、普段よりも少ない力でこなすことができるということを示唆されています。

ここで試されているのは、指示を出す私たちの指示の出し方です。

ChatGPTは、優秀な助手ではありますが、指示を出さないと動けません。

指示なしで動けてしまうと、そもそも映画の世界のようにAIによって支配される・・・なんてことになってしまうかもしれませんが。

どのような指示が出せるのか、先ほどのエンジョイ先生の記事にも詳しく書かれていますので、ぜひご参照ください。


さて、今回の私の記事は、ChatGPTを学級経営に生かすということです。

現在、ChatGPTの利用は13歳以上となっているそうなので、子どもたちが日常的に使うことはできません。

ですので、使う場合は、教師が一緒に使うということが前提になると思います。

ChatGPTでスローガン決め


運動会や音楽会などの行事で、クラスや学年でスローガンを決めることはないでしょうか。

私のクラスでは、キーワードの案を出させて、それをもとに考えさせることが多いです。

キーワードがたくさん出てくるので、それをみんなでまとめるのですが、結構時間がかかります。

その時間自体は有意義ですし、国語の力をつける上でも重要だと思いますので、あくまで一例として試してみます。

まずは、普通にスローガンそのものを生成してもらった場合です。


AIが生成したスローガンの例

それらしいものができています。

次に、キーワードを指定してつくってもらいました。


キーワードを指定して作った例

ChatGPTの特徴は、Chatができる、つまり、対話をしながらより良いものにしていけるということです。

例えば、上のスローガンを、言いやすいように七五調に変換してみます。


七五調に変換

七五調でわかるかな?と思いましたが、区切りが少しおかしくなっています。


十七音に制限してみました

これ!というところまではたどり着けませんでしたが、土台の案としては良いものができました。

最終的には、子どもたちと一緒に微修正をして、決定したいと思います。


今回はスローガン決めに活用する例について書いてみました。

また、他の実践例を試してみたらお伝えします。

ご参考になれば幸いです。

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