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植物の栽培は土づくりから すぐできそう!なクラスデザイン #148

先日の大根の観察に続き、今回は球根を植えた話を書いていきます。大根の話はこちらです。

大根は、学年の畑を使って、直接種を蒔いて育てる露地栽培をしていますが、球根の方は、一人ひと鉢の植木鉢を使って栽培を行います。

今回、植木鉢に植えるあたって、詳しい方から、「土とバーミキュライトを混ぜて入れると水はけが良くなるよ」と教えていただきました。バーミキュライトとは、5年生の理科の実験で使う、焼いた土のことで、中に養分が含まれていないので、植物の成長に関わる実験をする際に、土の影響を受けないで実験を制御するのに使われています。

私はそれ以外の用途で使ったことはなかったのですが、本来の用途は、土壌改良に使うものということが今回わかりました。バーミキュライトは元々鉱物で、焼くことによって水分がとび、軽くサラサラとした状態になります。それを土の中に混ぜることで、水分を含んだり排出したりするためのスペースができることになります。それが、植物の成長にとって良いということになります。

今回は、子どもたちに土づくりから行ってもらい、植木鉢に入れる→球根を置く→土を被せる、といった手順で行いました。土づくりから自分で行うということは、愛着を持って育てることにつながります。「球根のお布団だよ〜」という定番の声かけも、まだまだ2年生の子どもたちにとっては心に響く声かけです。これから、大事に育てていってほしいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば嬉しいです。

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