食料問題の本質
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
能登空港に、全国から応援に入る自治体などの職員のための宿泊拠点が完成したそうです。
被災地へのアクセスの問題で、宿泊拠点が近くにないと、活動時間が制限されてしまうということが課題でしたので、今回の完成により活動時間が増えていくことが期待されます。
今現在も、復旧のために動かれている方々に感謝し、一刻も早く日常の生活に戻られることを願っています。
食料問題の本質
世界の人口は、今現在も増え続けています。
2050年には、100億人近い人口になると予測されています。
人口が増えることによって考えていかなければならないのが、食料の問題です。
日本で生活していると、食料不足ということはあまり感じにくいです。
しかし、食料自給率が低い日本においては、海外で生産された食料に頼っている部分も多くありますので、世界の食料問題は、日本に住んでいる私たちにも関わってくるということを認識しなければなりません。
こちらの番組では、食料問題の本質として、「足りないならたくさん作れば良い」ということにはならない、と問題提起しています。
食料を作るにも、水や肥料などで、環境への負荷が大きくなるということです。
また、温室効果ガスも、例えば牛から出るメタンガスなど、生産することで増えてしまうものもあるそうです。
また、生産量拡大のためには、現在農業が行われていない地域でも農業を行なっていく必要があると思いますが、「支援」ではなく、現地で産業として根付かせる「エンパワーメント」という視点も大事だと思います。
5年生の食料生産の学習では、これからの食料生産の課題として、「自給率を上げる」「生産者の継承」「消費量を増やす」といった視点が取り上げられることが多いです。
しかし、これからの世界の状況を考えた時に、目の前のことだけ考えていれば良い、ということでは十分ではない、と考えられます。
より広い視野が持てるように、世の中のニュースをキャッチしていきたいですね。
今回は、食料問題の本質、というテーマで書きました。
お読みいただき、ありがとうございました
ご参考になれば幸いです。
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