震災の被害想定
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます
地震から17日目を迎えました。
能登半島地震で被害を受けた輪島市では、中学生およそ250人が、学習機会の確保するために、親元を離れて、およそ120キロ離れた施設へと集団避難したそうです。
数ヶ月に渡って親元を離れる決断は、本人にとっても、親にとっても辛い決断だったと思います。
辛かったとしても、前に進むためにはしなければならない決断もある。
そんなことを考えさせられました。
今この瞬間も、救援や復旧にあたっている方々への感謝の気持ちと、一刻も早く救援や復旧が進むことを願っています。
震災の被害想定から
今日、1月17日は、阪神淡路大震災から29年を迎える日です。
あの日も、テレビに映し出された光景に、言葉を失った記憶があります。
自然災害が多い日本では、災害に対する備えが欠かせません。
しかし、今回の震災もそうでしたが、備えていても想定外は起こっていきます。
東京都では、首都直下地震に備えて、災害時のシナリオを計画しています。
その中に、避難所についての記載があります。
自宅が被害を受けた時に、避難所に行くことになると思います。
しかし、避難所には、住民だけでなく、帰宅が困難になった人たちも集まってきます。
自宅に住み続けられても、ライフラインが断絶してしまうと、備蓄してある食料や水を使って生活することになります。
その備蓄が尽きた時に、ライフラインや物流が再開していない場合は、自宅で生活するのが難しくなるので、避難所に行かざるを得なくなります。
こうして避難所により人が集まり、生活環境が悪化してしまうそうです。
課題を考える時に、一つの課題の解決方法だけを考えれば良いのではなく、様々な状況を想定して、準備しておくことが必要なのだと思います。
社会科の授業の中でも考えていく内容だと考えています。
今回は、被害想定から社会科の授業を考えてみました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
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