授業の本質
今日のEDUBASEライトニングプレゼンでは授業の本質をテーマにプレゼンを行う機会がありました。授業の本質と言うと、少し難しい印象があるかもしれませんが迷ったら学習指導要領に戻ろうって言う話をさせてもらいました。
学習指導要領の目標には、教科の役割や性格が明確にして表現されています。
社会科の場合で言うと、柱書きと呼ばれる文章があり、その後で資質・能力の三本柱に合わせて3つの目標が書かれています。
その三つをもとに、「公民としての資質・能力の基礎」を育てるという論理で組み立てられているのですが、その中でも、「態度」が重要なのではないかという話です。
社会科で言うと、「よりよい社会を考え主体的に問題解決をしようとする態度」です。
いくら知識・技能が身についても、選択・判断を積み重ねても、最後の「態度」のところがやらされ感のある授業であっては、その先生の授業が終わった「後」が続かないのではないでしょうか。
教室の中で学びがとじるのではなく、教室の外に学びが拓いていくような授業をこれからも考えていきたいと思います。
そんな授業にしていくためには、逆説的に考えて、本質に迫っていないこんな授業をしない、ということです。
①知識・技能のみの授業
知識・技能は大切だけですが、それを習得する「だけ」の授業は、典型的な暗記社会科・作業社会科になってしまいます。
②思考の場のない授業
「選択・判断」が学習指導要領に明記されているように、社会に見られる課題に対して、考察・構想をする場があるといいですね。
③教室の中で終わる授業
教科書の内容を習得した後、活用する場があることで、教室での学びと現実の社会が有機的につながっていきます。
実際にどのような授業が考えられるのか、次回紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。ご参考になれば幸いです。ご意見・ご感想はお気軽にコメントいただけたら嬉しいです!
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