特別活動で目指す資質・能力
特別活動で目指す資質・能力
特別活動の目標にも、各教科等と同じように、目指すべき三つの資質・能力が記されています。
指導要録にも、三つの資質・能力が記されていますが、記入欄は、特別活動を構成する各活動・学校行事のとくに良かったものに◯をつけるだけで、観点別にはなっていません。
どれかを切り取って評価をするということではなく、総合的に評価するということですね。
三つの資質・能力について、知識及び技能では、人間関係の形成や合意形成
意思決定をどのように行うのかということを身につけてほしいので、話合いの方法など、これまでも学級会などで行われてきた方法を学ぶのだと思います。
しかし、この方法がただの方法論にならないように、実際に実践しながら、本質的な理解をさせることも重要だと書かれています。(解説P18)
より良い人間関係はどういうものなのか。これを子どもたちに考えさせるには、特別活動の時間だけで行うのは難しいです。各教科等で学んだことも活かしながら体得させることが必要と書かれています。(同)
つまり、特別活動が特別なことにならず、各教科で行ったことの実践の場になるとより本質に近づくということだと解釈しました。
例えば社会科で、ごみについて学習した後で、教室や学校のごみを減らすにはどうすれば良いか?という実践的な部分は、社会科ではなく特別活動で行なっていくということになるのでしょうか。
時数の制約がありますので、どのような枠組みで行なっていくのがベストなのか考えてみるのもいいのではないかと思いました。
おわりに
今回は、「特別活動で目指す資質・能力」をテーマに書きました。
お読みいただき、ありがとうございました。
ご参考になれば嬉しいです。
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