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政策の財源

被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

能登半島地震で、商品の多くが破損するなどの被害を受けた輪島塗のお店が、近くに店舗を借りて販売を再開させたというニュースです。

ほとんどの商品が破損してしまうということは、お店を経営されている方にとっては、すぐに再開・・・というのも気持ちの整理がつかないところも多かったのではないかと思います。

しかし、職人さんの思いを応援するという気持ちから、残っていた商品や新たに買いつけた商品で、販売を再開したそうです。

お椀などは、そんなに頻繁に買うものではないと思いますが、お店の立て直しに向けて販売が広がるといいなと思います。



政策の財源


これまでも、子育てのためのお金は税金の中から集められていましたが、今後の財源確保のために、現在も毎月の給料から支払いをしている公的医療保険の月額に上乗せしてお金を集める、支援金の制度について国会で議論されています。

国や地方自治体の政治においては、住民の生活をより良くするために、様々な政策が考えられています。

しかし、それらの政策は、考えれば全てが実行できるわけではありません。

実行するためには、お金が必要です。

必要なモノを作る、必要な金額を下げるための補助金を出す、など、本来かかるはずのお金がありますので、その分を税金から支出するということになります。

社会科の授業においても、政策の比較をしていく内容があります。

初めからお金のことを言っては、政策の議論が深まらずに別の方向に進んでしまいますが、夢物語のような政策では、実現性が乏しくなってしまいます。

また、今回の子育て支援のように、対象が全員ではない場合も、どのように皆さんに納得していただくのか議論を深める必要があります。

金額だけに目を向けずに、様々な方向から議論を深める「目」を、社会科で育てていきたいと思っています。



今回は、政策の財源についての話題を書きました。

お読みいただき、ありがとうございました。

ご参考になれば幸いです。

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