教科書が変わる 冬の学び#6
前回の記事でも少し触れましたが、令和6年度、2024年4月から、小学校で使う教科書が新しいものに変わります。
教科書は、4年に1度変わっています。
前回は、令和2年度でした。この時は、学習指導要領が新しく変わった年でしたので、教科書の内容も大きく変わりました。
実際は、コロナウイルス感染症の拡大で、それどころではなかったので、休校が終わった後、とりあえず授業を進めるのに精一杯だったと思います。
今回は、学習指導要領が新しくなったわけではないですが、教科書を編集されている有識者の方々が、時間をかけて検討した結果ですので、改訂されているところもあると思います。
今回は、教育出版の国語の教科書「ひろがる言葉 小学国語」を分析してみます。
教科書会社が発表している令和6年度版の単元・教材一覧を見て、各学年で取り上げられている教材で、変更があった主なものを列挙してみます。
この他にも、単元名が変わっていたり、順序が変わっていたりするので、紙面を見た時には驚きがあるかも知れません。
一度経験したことがある学年であれば、なんとなく流れがわかっていたとしても、教科書が新しくなれば、改めて教材研究を進める必要があります。
まだ来年度の学年がわかる時期ではありませんが、使用する教科書はおそらく教育委員会から発表されているはずです。
気になる教科から、教科書会社のウェブサイトで年間指導計画を見てみて、変更点を把握すると、次年度慌てなくて済むと思います。
また、新しく教科書が変わったときに、すぐに指導書が届かないこともあります。
原作があるものであれば、読んでみると感触がわかるのではないでしょうか。2年生の「はるねこ」は、かんのゆうこさんの絵本です。
時間のある冬休みに、次年度のことを少し考えてみようと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。ご意見・ご感想お待ちしております!
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