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「美は日常に宿る」と言うと少し大げさかもしれないけれど、日々の小さな発見や想いの記録で…

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「美は日常に宿る」と言うと少し大げさかもしれないけれど、日々の小さな発見や想いの記録です。

最近の記事

「ため息」のすすめ

毎日ずっと行っていることがある。 無意識に行うこともあれば、時に意識的に行うこともあるけれど、ほぼ無意識下で行っている。 「呼吸」 息を吸って、息を吐いて、生きている間はずっと繰り返し、毎日、毎秒、これがないと生きていけない。 胸で息をするような、短い胸式呼吸は交感神経を高ぶらせてお腹で息をするうな、長い腹式呼吸は副交感神経を高める。 毎日行っていないけれどたまに出るものがある。 無意識に出ることもあれば、時に意識的に出すこともある。 「ため息」 ため息と聞くと、モ

    • 抱負

      新年が明けて日常が戻りつつある昨今、2022年も6日が経ち、世間は正月モードから仕事モードの間の静かな調整時間のような雰囲気が漂っている。 コロナ禍もあってなかなか里帰りできなかった去年に比べて、久しぶりに会う友人や家族とともに過ごした方も多かったのしれない。 自身も実家に戻って、毎日ご馳走を食べてお酒を飲んで過ごしていた。そんな生活も3日も経てば飽きてきて、運動がてら走ったり、今年はどんな年にしようかとぼんやり考えたりする。 「抱負」 人類の歴史でいつから年の初めに抱負

      • 副鼻腔炎の術後

        手術当日。 術後すぐは麻酔でふらふらで二日酔いのような気持ち悪さ…。 鼻は痛いし、詰まっていて口呼吸したできないので眠れない。痛み止めを飲むと数時間は楽になる。個人的には痛みよりも鼻詰まりの方がしんどい。 翌日。 朝から病院へ、ほとんど眠れなかったのでしんどい。痛みと後頭部の頭痛がある。鼻に詰められたガーゼを取れば楽になるのか…。 ガーゼは診察で取ってもらった、その瞬間は鼻も通って痛みも軽減されてスッキリ。 数時間でまた鼻が詰まり出した。 ガーゼが溶けたらすっきりするのか。

        • 人生のデトックス

          日々生きていると、自身が思い描いた日々を送れている時もあり、そうでない時もある。 どちらかというと後者の方が多いのかも知れないが、そんな日々にも様々な変化があり、人生が動く瞬間がある。 人生が動く、小さな動きから大きな動きまで。 例えるなら、引越しや卒業、学校が変わる、住む場所が変わるなど毎日過ごす環境が大きく変化することは、人生が動く瞬間だと思う。 仕事が変わったり、結婚、離婚などもその一つだと思う。 その選択は自分で選ぶ場合もあれば、必然的にそうなってしまう場合もある

        「ため息」のすすめ

          冬の光

          春の光は柔らかく、夏の光はビビットに、秋の光は透き通り、冬の光は斜めになる。 どの光もとても好きで、温度や植物の移り変わりよりも光の違いで季節感を感じることのほうが多いかもしれない。 その中でも特に好きなのが、冬の斜めからの光だ。冬は日の出も遅く、日の入りも早く、そもそも日が出ている時間が短い。その上寒さで時雨れたり晴天の日も少ないので、あまり太陽を感じることも少なけれど、時折覗き込んだ太陽の斜めからの光が作り出す景色には心が揺れる。 当たり前だけれど、昼は明るくて夜は暗

          冬の光

          それぞれのお正月

          年末が近づくにしたがって、仕事もまぁ、あとは年明けで。続きは来年など少しずつ日々の緊張もほぐれて休みモードから休みへと移っていく。そして年が明け、お祝いムードと昨日までの去年が、1日を経るだけでなぜか懐かしく感じてしまう。 お正月。 言葉にしてみると、シンプルで晴れやかな印象だが、実際は様々なお正月があると思う。 うちのお正月は、日本の正月にありがちなお正月で、年末、年が明けるまでは、バタバタと年内の仕事を納め、友人たちと忘年会をしたりと、いよいよ今年も終わるなと感じな

          それぞれのお正月