好きな人との「今世の相性」をチェックした話
未来は無数にある。
どんな未来でも自分で選べる。
でも行き着く未来はたった一つ。
今日はそんな体験談を書こうと思う。
好き過ぎてヤバイ!と思うくらい好きな相手がいて、冷静に考えたら「潔く諦めろよ」って思っても、どうしてもその人と一緒にいる未来を引き寄せたい時ってあるよね。
そんで極限まで苦しくなった時、意図せず偶然、今世の相性を自分でチェックしてしまったことがある。
・・・。
その人と出会ったのは社会人になって3年目の夏だった。不思議なことがたくさんあった。
初めて話した時は、目を見た時に「私この人と結婚する気がする!」ってピンと来たし、付き合い始めた後は結婚後の生活がめっちゃリアルに映像で頭に浮かんでた。
こんなマンションに住んでて、
玄関の照明はこんなんで、
リビングの窓はこんなんで、
夜にスーツ姿の彼が帰って来て、
その瞬間空気がこんな感じに変わる、
・・・みたいに、テレビみたいに映像がバーッと脳内に流れ込んでくる感じで、空気感まで伝わってくるような鮮明さ。世間で言われる「一目惚れ」とか「ピンと来た!」みたいな出会いってこういうことなんだろうなーと思った。
後にも先にも、あんなに鮮明な映像が勝手に浮かんできたのはあの時だけだな(今のところ)。
でも関係はどんどん苦しくなった。
なんていうか、大切にされてないってことは分かってた。相手に複数女がいたのにも勘付いてたし、私のことは一応好きで手放したくなくても、私一人に絞れない不安定さがあることも分かってた。
それでもなぜか結婚後のビジョンは鮮明すぎる映像で浮かんでくるから、もう「予知かもしれない!」と思ったよね(爆)。
釣り合う自分になりたくて必死で背伸びをした。本音を言って喧嘩することもなかった。彼と一緒にいる未来を引き寄せるためだったら何でも出来る!って言う気分だった。
でもそんな毎日は、やっぱり苦しい。
・・・そんで散々悩んだ後、「祈った」んだよね。
今思うと何であんなことしたのか分からない。夜中の変なテンションだったのか、それとも追い詰められていたのか。とにかく寝てる彼の隣で、彼の上にいるであろう守護霊さんに祈った。
「彼の学びに私を入れてください」
「どうか隣にいさせてください」
「決して目を離さないと約束します」
・・・それから私の守護霊さんにも祈った。
「私は私の学びから目を逸らしません」
「必ず学びを全うします」
「どうか彼にしてください」
「彼の隣で学ぶことを許してください」
・・・詳細は忘れたけど、とにかく「お互いの学びの中にお互いを入れてください」「隣で学ぶことを許してください」みたいなことを祈ったと思う。
そしたらなんと!
その後3週間で別れることになった(爆)。
今も祈った時の空気を覚えてる。
2月の寒い日の夜中だった。
夏に出会って、まだ1年も経ってなかった。
・・・。
あれから何年経っただろうか。
別れた後にうつ病を再発してカウンセリングを再開した。その流れで1社目の会社を退職して、転職して、独立した。本当に夢中で歩いてきたよ。いろんなことがあって、そのどれもが、彼と結婚してたら得られなかった経験だった。
・・・彼と結婚する未来もあったと思う。
むしろそれが、あの時点で一番可能性の高い未来だったと思う。
彼と結婚して都心のマンションに住んで、夕飯を作って、女遊びをしてなかなか帰ってこない彼を健気に待って、それでも彼と「家族」になれたことを喜んでいたかもしれない。
そんな未来でも良かった。
だけど私はあの夜、「私の学びから目を逸らしません」と祈った。だから最短距離で学べる道へ、あの夜足を踏み出してしまったんだろう。
心を学び、傷を癒し、
目に見えないものに敏感でいること。
その能力を使って、人の癒しを助けること。
・・・それが私の今世の学びだとしたら、最短でその道を行くためには、彼と一緒の未来は選んではいけなかった。
彼と結婚したとしても、いつかは自分の学びに辿り着いて同じ道を歩んでいただろうけど、今と同じくらい覚醒するまでに、10年くらい余計に掛かっていたんだろう。
歴史に if は禁物だけどね!笑
だけど今の私が、不思議と確信を持って言えること。
未来は無数にあって、
未来はたった一つしかない。
今世の学びは一つで、生まれた時から決まってる。
でもそこに行き着くまでの道は無数にあって、最短で行っても時間をかけてもいいし、誰と歩んでもいい。どの道を誰と行くかは、自分で選べる・・・ってことなんだ。
「大好きだけど苦しい」「大好きだけどモヤモヤする」「大好きだけどなかなか進展しない」って感じちゃう相手がいる人は、ぜひ祈ってみてね。
「彼の隣にいれる道を選びます!」って祈ってみて。
結果がどう出るか分からないからちょっと怖いけど(笑)、でもきっと効果があると思う。
どの道を選んでも、行き着く未来は一つ。
今がちょっと苦しくても、既にずーっと同じ場所を目指して歩いてる。それは変わらないから。
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