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Women in Agile Tokyoカンファレンスってどんなことが話されてるの?登壇録画一挙公開!

こんにちは!2月に開催したWomen in Agile Tokyoカンファレンス、どんなことが話されているの? 雰囲気はどんな感じ?と、気になる方もいらっしゃると思います。
参加者同士のディスカッションは非公開なのですが、今回キーノートスピーチ、参加者によるオープンスペースで話したいテーマ発表、および公募登壇者の講演を公開しましたので、ご紹介させていただきます!

キーノート
伊藤雅充氏
個が輝く社会に向けて〜スポーツ界での挑戦〜

スポーツ業界での新しい指導者の形を模索し、アスリートセンタードコーチングという育成体系を作り普及されている伊藤先生のお話。
アスリートの半数は女性なのに公認指導者であるコーチは8%。そこにはスキル獲得機会の少なさ、固定観念によって生み出されたバイアス、ロールモデルの不足、男性優位な環境など、様々な問題があるそうです。私たち一人一人にもバイアスがあることを簡単なワークで体感させてもらいつつ、コーチングの可能性、コーチという存在の意義などにも深掘りしながら解説、盛りだくさんの1時間半です!

※講演の後に、当日の参加者一人一人が話したいテーマを参加者全体に呼びかける場面が収録されています。1日で話していく内容のイメージを掴むことができますのでこちらもぜひご覧下さい。

講演資料はこちら


Sakurai Mizuki - アジャイル開発における"あたらしい品質保証"のかたち。〜「プロダクトゴール」をチームで目指すために必要なこと〜

「プロダクトゴール」をチームで目指すために必要な品質保証のかたちとはなにか?
スピードを落とさず、チームで同じゴールに向かい、より早くゴールに近づくための品質活動を推進するSakuraiさんが、実例紹介やこれからの時代に求められる品質保証のあり方を解説。シンプルでわかりやすく、スッと入ってくる内容です!


Akiko Suginohara - D&Iをチーム事にするために出来ること

いざD&Iに取り組もうとすると、
「業績にどんな影響があるの?」
「母集団が男性のほうが多いので、そもそも女性がいません」
「女性だけ、というのは違和感」
「男性管理職を減らす基準を設けるということ?」
など、意見をたくさんもらってきたSuginoharaさんが、なぜダイバーシティに取り組む必要があるか、それは本当に企業成長につながるのか。
すぐに状況は変わらないけれど、今日から出来ることはあるか。実践経験をもとに発表下さいました。

Hikaru Higo / Junki Kosaka - 「私なんか」をやめます

「私なんか」「私なんて」
は今までの口癖。誰でもちょっとしたきっかけで「私なんか」の精神を捨てようとすることができるし、捨てられなくても捨てようとしたことから何かが変わり始めることを体感したHigoさん。
これまでの出会いや自信と向き合ってきた結果、起こった「価値観」の変遷を紹介いただきました。皆程度は違えど一度は感じたことがあるであろう柔らかいところに触れる内容です。

Mirei (Kotone) Itaya - チームリーダーを引き受けた時の私に伝えてあげたいこと

「私はリーダー向きじゃない」
主張が激しくて、思想が強くて、共感性が高い。そんな人間がリーダーに向いているわけがない
ーそう思っていたKotoneさん。しかし、リーダーとして試行錯誤する中で、“主張の激しさは必要な時に物怖じせずに発言ができる“、“思想の強さは客観的に正しくあろうとしている“、“共感性が高いのは周囲の感情の機微に気づける“と、向き合いながら気づきを得て、自身の特性を適切な形で発揮できた時に確かな改善が起きた!という実践と気づきを情熱的に語って下さいました。

ikeko IMAI - アジャイルなキャリア設計:「なりたい自分」をイメージしてみよう

綿密にキャリアプランを立てて、計画通りにキャリアを築くのって難しいですよね?ぶっちゃけ無理じゃないですか??とずばっと問いかけてくれたIkekoさん。行き当たりばったりでもなるようになる。ただ一つだけ「こうなりたい」というイメージを持つことが大事ー。計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)というキャリア理論を交えながら、ご自身のキャリア変遷を惜しみなく語ってくれています。彼女のキャリアの裏側にある、生々しい悩みの中でも、なりたい自分に向き合った貴重な体験をぜひ聞いてみて下さい。

Nana Tei - ビクビクしてた新卒3年目がスクラムに出会って仕事が楽しくなった話

''約一年ほど前、Planとdevには大きな溝があった。週1回の定例でしか顔を合わせず、Mtgはいつも殺伐としていてお葬式みたいな雰囲気だった。若手の自分としては発言するのがとにかく怖かった。''そんなTeiさんがスクラムを活用していく中でメンバーのコミュニケーションの質の変化や、開発効率や計画の精度改善について語ってくれました。なにより、これらを通じて「バチバチ」していた関係性がどのように変貌したのか、必見です!

asumi suzuki - ゼロからのスタート: 敢えて「徐々に」始めるスクラム

アジャイルやスクラムを知った私は、自分のチームに蔓延る「当たり前」をぶち壊したいと思うようになった、というAsumiさん。それまで普通であった「この開発をしてください」という要求をそのまま作っていたような世界から、どのように「チーム全員で良いプロダクトを作っている」状態になったのか?不完全状態からのスタートだからこそ歩んでこれた、情熱ジャーニーをテンポ良く、熱く、語ってくれていて勇気が湧いてくる講演です。

いかがでしたでしょうか?
今のあなたにピンとくるテーマはありましたでしょうか?組織やチームもお誘いの上ぜひご覧下さい!
皆さんの気づきの一歩、対話の一歩にしていただき、来年のカンファレンスでは、あなたの挑戦や気づきをお聞かせください!
来年は2025年2月4日(火)に開催です。


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