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渡し船

初めて訪れた広島。

宮島、厳島神社。

こ、これが瀬戸内海か!なんて穏やかなんだ。北陸で生まれ育った自分にとって、海とは基本激しく、野生を感じさせてくれるものだった。
福山育ちの友人は、これでも荒れていると言う。


切符の日付の通り、2月の思い出


船上から徐々に離れていく街と、徐々に大きくなる宮島。


牡蠣イカダを横目に船は進んでいく。
(写真撮れず)

約10分?15分?の乗船がとても長いような短いような、なんだか不思議な感覚。これがあちらの世界と繋がる唯一の方法なのか。やはり不思議だ。

下船し船着場を離れるとすぐに鹿が姿を見せる。
こんなにも自由に暮らす彼らを見たのは、小学校の修学旅行の奈良振りかもしれない。


ただやはり、ここも観光地。彼らのホーム、宮島では鹿もある意味やりたい放題。
「あ、こいついけんな」とでも言わん目つきでターゲットを捉えると、まっすぐその食べ物を狙う。
ある意味、港町のトンビよりも凶悪なのでは。

仔鹿はまだまだ可愛く、田舎から上京してきたばかりの頃を思い出すような目をしていた。見えるもの全てが新しくて、ワクワクきらきら。


参道を進み、厳島神社へ。


アルコールを「お清め」とするセンス、とても好き。

教科書やテレビ、色んなものを通して何度も見た感じ。

宮大工さんたちが修繕を行っていて「知ってるつもり」の美しさはそこに無かったけど、こうした手入れがあるからこそ今も維持出来ているのだな、と。このタイミングでしか見ることの出来ない裏側も好き。

開き直って、この足場骨組みを写生しようってなってるよね。今は。笑



ほんの2時間程度の滞在だったけど、今度はもっとゆっくりしに行きたい。






最後に宮島口で食べた名物あなごめしをどうぞ。

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