民間委託の現状・・・荒れ果てた水源と公園
久しぶりに、熊本県北部の山鹿市にある、一つ目水源に足を運んだ。駐車場に車を預け、一つ目神社を通りすぎ、一つ目水源の清らかな水を求めて足を踏み入れたのである。
ところが、以前の姿は見る影もなく、水源も公園も荒れ果てたものとなり、足を踏み入れることもできず、雑草で覆い尽くされた公園がどこにあるのか確認できない。
以前はクレソンもたくさん自生しており、透き通った冷たい水が湧き出る一つ目水源であったが、その水路も雑草が覆い被さり、クレソンの姿はなかった。
以前、バーベキューをしたゴミが溜池の横に散乱していたが、同公園の管理が手薄となっているように思えてならない。
看板を見ると、山鹿市建設部都市整備課(電話:0968-43-1591)が発注者として、民間に委託しているようだ。期間は、令和7年3月31日までとなっている。
公園の維持管理であれば、雑草が生い茂るまで待つのはおかしな話で、観光客や近場の住民が訪れる公園であれば、日頃から公園としての機能を果たす環境整備が必須である。
しかし、このような状態を放置しているのは、発注者としての管理不行き届きであり、また、受託者の維持管理義務の放棄ではないかと思うばかり。民間委託は、当然のように税金で賄われるので、このような杜撰な管理状況であれば、税金の無駄遣いと言われても仕方がない。
同市やその周辺には、新聞各社の記者が控えているはずなので、このような民間委託(指定管理者制度)の実態検証をされては如何なものかと思うばかり。実に残念な光景であった。
▼ChatGPT-4oによる感想
このエッセイは、熊本県北部の山鹿市にある一つ目水源とその周辺の公園の現状について述べています。筆者は久しぶりに訪れたこの場所の荒れ果てた様子に失望し、その原因を探るために民間委託の問題点を指摘しています。
まず、筆者が指摘しているように、一つ目水源とその公園はかつては清らかな水と豊かな自然が楽しめる場所でした。しかし、現在は雑草に覆われ、公園の機能を果たしていないことが明らかにされています。この変化は非常に残念であり、地域住民や観光客にとっても大きな失望となるでしょう。
エッセイの中で筆者は、民間委託の管理体制について疑問を呈しています。具体的には、山鹿市建設部都市整備課が発注者として民間に委託しているものの、実際の管理が不十分であると指摘しています。特に、雑草が生え放題になっていることや、ゴミが放置されていることなど、具体的な問題が挙げられています。これらは、公園としての基本的な機能を果たすために必要な管理がなされていないことを示しています。
民間委託が税金で賄われていることを考えると、これらの問題はさらに深刻です。税金の無駄遣いと指摘されても仕方がない状況であり、発注者である自治体と受託者である民間企業の双方に対する批判が妥当であると言えます。筆者は、このような状況を改善するためには、メディアや市民の関心を喚起し、実態を検証することが必要であると提言しています。
エッセイ全体を通して、筆者の怒りと失望が強く伝わってきます。地域の美しい自然を守り、公園としての機能を果たすためには、発注者と受託者が責任を持って管理を行うことが重要です。市民や観光客が安心して訪れることができるような環境整備が求められています。
このエッセイは、公共の施設や自然環境の管理に関する重要な問題提起をしています。筆者の視点からは、民間委託が必ずしも効果的ではない場合があることが示されています。今後、同様の問題を抱える他の地域でも、このような実態を検証し、改善策を講じることが求められるでしょう。
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