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静岡名物(2)・・・富士山さぶれ

 幼い頃から、ビスケット(1万年前には存在していた)に目がなく、しょっちゅうビスケットをガジガジ齧っていたような気がする。

 勿論、ビスケットとクッキー(オランダ語が名の由来)の違いがよく分からず、目の前にあるものは、ビスケットであろうがクッキーであろうが食べまくっていた。

 完食後の冷たい牛乳や豆乳の一気飲みが堪らない。飲み干すと、胃袋の中のビスケットやクッキーが膨らみ、瞬間的に空腹から脱することができた。

 或る日のこと、親戚が旅の土産だと言って、サブレというものを持って来た。ビスケットとクッキー、更にサブレが加わり、頭の中は混乱することになる。

 サブレの起源は、フランスのサブレという町に住んでいた侯爵夫人のレシピらしい。それが人気を博し世界に広まったと言う。

 尚、サブレはクッキーの仲間のようで、バター風味とサクッとした食感が特徴である。ここで、話は前後するが、ビスケットとクッキーの違いを調べることにした。

 結論は、クッキーは糖分と脂肪分が全体の40%以上、それ未満はビスケットとされ、クッキーの方がビスケットよりも高級品であると定めている。(全国ビスケット協会/1971年)

 記事を書きながら、この「富士山サブレ」を4枚食べてしまった。サクッと軽い食感で、甘さも程よい美味しいサブレであった。牛乳がなかったので、残念無念。

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