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『先約あり』の履き違え・・・理解し難い低民度加減に、腰を抜かす。

 このような事があった。語るに足らぬものだが、ビジネスモラルの基本でもあるので、敢えて、コラムに書くことにした。


 或る日の午後4時半に会議日程が決まった。その日は、午前中から午後にかけて、線状降水帯が通過し、雷鳴轟く土砂降りの雨。普段であれば、車移動に1時間ほど見ておけば良いが、早目の2時間前にオフィスを出た。

 途中買い物(差し入れ用土産)を済ませ、会議開始予定時刻よりも45分ほど早めに到着。よって、可能ならば、午後4時から会えないかとの打診をしたが、返ってきたメッセージは、「『先約A』があるので、午後4時半に願いたい!」とのこと。

 ところが、それから暫くして「『先約A』の会議が午後4時半を過ぎるかもしれない。少々待ってもらえないか!」とのメッセージが入る。更に十数分後、午後4時半までに終了予定の『先約A』の会議が始められないと言う。

 理由は、予定されていた午後4時半までの会議に参加する人間が、土砂降りの雨のために到着が遅れ、会議開催不能とのこと。結局は、午後4時半までの『先約A』遅延のために、筆者の『先約B』の会議を後日開催することになった。

 以上は、ビジネスモラル違反であり、社会人として『恥ずかしさの境界線』を逸脱するようなもの。以下3項目の通り、大変な履き違え、判断ミスがある。

1)雷鳴轟く土砂降りの雨の悪条件は皆同じである
2)午後4時半までの時間帯が、『先約A』である
3)午後4時半からの時間帯は、『先約B』である

 この理屈が理解できないのか、悪びれた様子もなく、『先約A』の不備を棚に上げ、午後4時半からの『先約B』を反故にされた。最近、激昂することは殆どないが、筋の通らぬ流れに直面し、想定外の低民度加減に閉口してしまった。

 『先約』を、時系列に前の時間を『先約』と決め込んでいるところが、妙な話だ。そのような、ケジメのない、いい加減な考えならば、一日の予定がどんどん押してしまい、その日の内に完結するものも完結するはずがない。

 この行き当たりばったりのトラブルシューティング能力のなさに、何度も、腰を抜かすことになる。

 それから、数日後。『先約B』の再会議に臨んだ。時間帯は午後6時半から1時間ほどを見ていたが、会議先の経営者は、事前に郵送していた会議用『重要書類』を持参していない。再び粗野な対応に驚き、その場でビジネス上の『縁』を断ち切ることを心に決めたのである。

 日頃から世話になっている、或る企業経営者からの紹介であったものの、その方の顔に泥を塗るような愚行に愕然とする。第三者から紹介を受けたのであれば、尚更のこと、紹介者に対して失礼がないように、慎重に取り扱うが常識だ。それが理解できない人間であれば、会う価値もないに至ってしまう。

 起業してから現在まで、このような粗野なる対応を受けたことは、初めてであった。それにしても、大の大人のトラブルシューティング能力のなさに、愕然とするばかり。これから先も同様に、大なり小なりの諍いが生じなければ良いのだが。

 前職である新聞社時代に、先輩からキツく教わったビジネスモラルの一つに、「自分自身に非があれば、その日の内に、遅くとも翌日に直接足を運び深謝せよ!決して、その場で言い訳をするな!」であった。

 上のように失態を繰り返す経営者は、ビジネスモラルについての指導を受けたこともなく、現在に至っているのだろうと。最後に、僅か数行の謝罪メールが送ってきたが、クロースフレンドではないのに、何と『絵文字』付きであった。苦笑ものとしか言いようがない。

お口直しのために、熊本ホテルキャッスルのデザート&コーヒーを!

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