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ベルボーイさんの三週間後の言葉に驚く。・・・流石に、『ホテリエ』なり!

 昨日、雨模様だと言うので、またもや、取材ランチを弁当から、ホテルレストランのランチに切り替えた。案の定、ポツリポツリと降り出してくる雨。台風の影響で、湿った空気が引き寄せされてきているようだ。

 ホテル玄関正面に車を乗り付けると、ベルボーイさんが対応してくれた。駐車場は満車だったが、黒塗りの公用車(迎えの運転手付きの車)を移動させて、中央屋根付きの箇所を開けてくれた。

 キーを預けると、そのベルボーイさんが「先日、頂いたお菓子はとても美味しかったです。直ぐにお礼を申し上げようと思ってましたが、コロナに感染しまして、3日前に復帰致しました。お礼が遅くなりまして、申し訳ありません。」と。

 実は、三週間前にホテルレストランのスタッフに差し入れを持ち込む時に、ついでと言っては大変失敬だが、一所懸命に玄関で走り回る、ホテルの顔的存在のベルボーイさんに、ちょっとしたお菓子を手渡したのである。

 大したものではなかったが、昨日ホテルに到着するや、直様、お礼の言葉をきちっと言ってくれると、先日のコラムにも書いた通り、「また、持ってきてやるか!」と思ってしまうのである。実に嬉しい言葉であった。

 筆者はホテルマンではないが、『ホテル文化と食文化』については、結構喧しい人間であり、悪い癖と思いつつも、『ホテリエ』の所作なり受け答えにアンテナがピンと立ってしまう。

 今回の、そのベルボーイさんの言葉は、筆者も昨日忘れていたほどのお土産だったけれども、流石に『ホテリエ』であると頷いた次第。三週間も経てば、筆者さえも忘れていたのだから、尚更のこと。

 諄いようだが、「また、持ってきたやるか!」となってしまう。

▼「また、持ってきてやるか!」

▼Good job!!!!!

熊本市動植物園のくまモン

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