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西田親生の自由気まま書

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十数年前に或る学校長から勧められて、我流で始めた『書』である。よって、正確には『自由気まま書』と言った方が良かろうと。大したものではないが、当時、4ヶ月間に8000枚ほどの半紙に… もっと読む
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2022年12月の記事一覧

庶民を洗脳するための、『質素倹約』!?

 幼い頃から耳にタコができるほど聞かされた、『質素倹約』。これは、『贅沢をせず、慎ましくして、出費を可能な限り少なくする。』と言うことである。  それが、日本国民として賢明なる考え方、模範的生活感だと習ってきたが、はて、一回きりの人生にて、庶民だけが何故に『質素倹約』を植え付けられ強いられるのか。血税にも耐え難きを耐え、お国のために、薄給にて重労働をしなければならないのか。疑問符が無数に脳裏に飛び出してくる。  業種によっては、ホワイトカラーとブルーカラーと勝手に差別化し

『利他の精神』は、世の中を平穏に。『利己の精神』は、世の中を不穏に。

 人と人との接点において、天秤に掛けては、自らの利益ばかりを求める人の方が多いに違いない。よほど神的仏的存在でない限り、『利他』を生涯全うすることは容易くはない。  先ずは、人の立場になってよく考えること。酷く凹み切って困り果てている人を助ける。自らが力不足であれば、知人友人へ救援を頼む。  古き昭和時代と雖も、『向こう三軒両隣』と言い、近所の向かいの三軒、そして我が家の両隣には、独特の『利他の精神』が存在し、互いに困っている時に支え助け合う関係が成り立っていた。  現

詫び状に同情心を煽るような表現は、禁物。

 本日、或る人物から『詫び状』が配達証明にて届いた。過去を振り返り、色んなことを思い出しつつ書き綴っている『詫び状』のようだ。  四枚の直筆の手紙だが、冒頭より『熊本地震』による云々を強調しているところがあり、謝罪内容とは全く次元が異なるものを書いている。  一瞬にして、その人物の心底からの『詫び』であるはずが、台無しになってしまう。  本人は、実情を伝えたいのかも知れないが、主題は『詫び』である。そこに、冒頭から主題が変わると、本来の主題は二の次、三の次へと落ちてしま

『note』を始めたのが、今年の1月。・・・人気も無いのに、良く書いたもんだ。