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逸品一筆

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何と言っても、グルメは最高ですね。このマガジンでは、「これは、旨い!」と叫びたくなるほどの和洋中の逸品を具にご紹介したいと思います。ホテルレストランや町場の食事処の逸品を、是非、… もっと読む
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2024年4月の記事一覧

ザ・夜食 たっぷり牛たんシチュー II

 レトルトの「たっぷり牛たんシチュー」を夜食に。結構なボリュームなので、ご飯は抑え気味にと思いきや、以下の通り、目玉焼きに野菜まで食べまくった。  実は、本日は夕刻より、オフィスで仮眠を1時間ほど取るつもりが、3時間もぐっすりと寝てしまい、夕食を取ることができなかった。  よって、最近お気に入りとなっている「たっぷり牛たんシチュー」を温めながら、目玉焼きを作り、サラダにマヨを掛けまくり、ミッドナイトディナーを楽しんだ。  「たっぷり牛たんシチュー」は言わずもがな、ソース

銀座千疋屋 まるでクラウンメロン

 セブンイレブンの店主から、「千疋屋はご存知だと思いますが、これは結構美味しいですよ!」と。さっそく試食させていただいたが、一言で申し上げれば「丸ごとメロン」であった。  実は、郷里はスイカやメロン、米の有名な産地でもあり、幼い頃からスイカやメロン、米は頂き物が多く、食べ放題だったので、大人になってスイカやメロンを積極的に食べることはなかった。  よって、ホテルレストランでデザートにメロンがサーブされると、目の前の人にさっさと差し上げていた。勿論、上品な甘さの美味しいスイ

ザ・夜食 十割そば(山本かじの)

 先日ご紹介した、十割そば(山本かじの)。この蕎麦は乾麺だが、完全に虜になってしまった感がある。  本日は、蒸し蒸しした天候でもあり、昨夜の「牛たんがぶり棒炒飯」がやや重めだったので、今夜はあっさり目の「十割そば(山本かじの)」をざる蕎麦にて食すことにした。  先ずは、塩をのみで蕎麦を楽しみ、残り半分をつゆに付けて食すことにした。ここに本わさびがあれば最高だが、オフィスでの夜食に贅沢は言ってられない。  十割そば(山本かじの)はやや細麺で切れ味が良い。茹で上がって、冷水

若くしてこの世を去った陶芸家・・・

 40年ほど前の話。熊本県北部にある旧植木町(現在は熊本市に合併)に「小町楞窯」があった。  新進気鋭の陶芸家で、作家は舛田楞(Ryo Masuda)。筆者が新聞社に勤務していた頃の話であるが、熊本県から新人賞を受賞した人物でもあった。  彼とは、東京目白の小笠原礼法惣領家第三十二世でもある小笠原忠統氏のご自宅にも足を運んだこともあり、とても気さくな人物だった。  彼の窯では、内田皿山焼(熊本県天草地方)の磁器を創作していた。ある文献によれば、有田焼よりも古い歴史を持つ

優しい味・・・鎌倉 ステーキハム

 鎌倉ハム富岡商会の「鎌倉 ステーキハム」は、お初である。  日頃から食している、ハムやソーセージは塩分が強く感じるが、この「鎌倉 ステーキハム」は、優しくマイルドな甘さのある味わいである。  久しぶりに上質の老舗の味というイメージで、ぺろっとおやつ感覚で食べてしまった。臭みもなく、肉や脂の甘みが口の中に広がる。  次回は、ポンパドールの食パン「男爵」でも買って、ポテトサラダと一緒に、この「鎌倉 ステーキハム」を食べれば最高だろうと思いつつ。  鎌倉ハム富岡商会は明治

よこすか海軍カレー+牛たんがぶり棒

 「よこすか海軍カレー」の紙箱を開封して、2パック入っていたので、本日は、味変した「よこすか海軍カレー」を楽しむことにした。  幼少の頃から、カレーは筆者にとって満漢全席のようなもの。香辛料の組み合わせやトッピングなど、無限にバリエーションが広がる、魔法のような料理である。  昨日、「よこすか海軍カレー」に対して、勝手ながら個人的要望を書き綴ったが、それを解決するために、大胆ながらも「牛たんがぶり棒」を丸ごとトッピングして、味変を楽しんだ。  やや浅めの各皿を選び、「よ

たっぷり牛たんシチュー(喜助)・・・

 喜助の「たっぷり牛たんシチュー」を初めて食すことにした。  先ず、このボユーミナスな牛たんシチューが、1パック1,000円でお釣りがくるとは有難い。  牛タンシチューはとても好物であり、あちこちで食した牛たんシチューは逸品揃い。  熊本でも、牛たんシチューとなれば、日本料理えのきぞの、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏の牛たんシチューは絶品である。  しかし、今回のレトルトと言えども、このお値段であれば、言葉は悪いが「ネットでバカ売れ!」ではなかろうかと

Well Done Basicの教材づくり・・・

 基本の基本からスタートするのが、Well Done Basic。カリキュラムは受講生のニーズに合わせたものを制作することにしている。よって、IT総論各論の入り口は、当然の如く、基本の基本。「電源なければ、ただの箱。」からスタートする。  その他、「ホテル文化と食文化」を履修する人は、代表的な五つ星ホテルの直営レストランの料理など、和洋中のスタンダードなものからスペシャルディナーなどを紹介し、食材の産地や調理法、味わいなどを解説する。  撮影に興味のある方で、実際にデジタ

好き嫌いでは、本物になり得ず。

ホテルや旅館経営者の盲点 個人的な感情を剥き出しにする経営者  勉強には得手不得手が誰にでもあるが、自分が選んだ仕事に対して好き嫌いを言うのは甘えとしか言いようがない。好き嫌いを全面に出して仕事に向かうものなら、決して本物(プロフェッショナル)になり得ない。  特に、サービス業を営む経営者であれば尚更のことである。個人的な感情を剥き出しにし、根拠なく顧客を好き嫌いで判断してはならない。その時点で、サービス業の根幹となるホスピタリティは欠落していると言える。  これが辛辣

正規一次代理店ZOOM研修会をスタート。

 弊社の業務の中心は、以下の通りです。正規一次代理店へのご希望者は、随時登録可能としていますので、お気軽にご相談ください。 弊社業務内容 1)企業IT戦略サポート: WEB構築及び検証・SNS連動・旧媒体広告との連動・生成AI連動・Web&Blog連携ほか 2)企業改革: 人材育成(人間学)・企業イメージアップ・新商品開発・企業モラルアップほか各種マネジメント 3)ホテル文化と食文化: レストラン事業改革・メニュー開発・接遇・顧客開拓・競合他社との差別化戦略・ホテ

「日本料理 えのきぞの」のお弁当

 写真は、「日本料理 えのきぞの」(榎園豊成料理長)が提供する、お弁当「水の巻 2,484円(税込)」である。  一般的なスーパーやコンビニでは2,000円を超える弁当は、まずない。もし高級スーパーにあるとしても、特上握り寿司弁当や鰻蒲焼弁当、和牛ステーキ弁当くらいであろうか。  写真は、多種多様な同店弁当の水の巻 2,484円(税込)であるが、夜食で頂いたので、筆者マガジンの「逸品一筆」としてご紹介しておきたい。  昨日は、ランチタイムに同店のお昼の懐石「雅コース」を

「日本料理 えのきぞの」の雅コース

 久しぶりの取材で、「日本料理えのきぞの」(熊本市中央区新屋敷/榎園豊成料理長)へ足を運ぶことになった。  取材したのは、定番である「お昼の懐石 雅コース」(※仕入れの関係で内容変更あり)である。お値段は、税込4,000円。  以下の料理写真の通り十品で4,000円であるが、大都市部のホテルレストランで食せば、3倍、4倍の値段となる。このような同料理長の手作り料理を気楽に食せるのだから、熊本のグルメはリーズナブルだが、レベルは高いと言える。  食レポをするのが失礼なほど

ランチに放し飼い鶏の卵を使って・・・

 どうしても、あの鶏卵をチャーハンに使って食べたいという欲望が湧き、午後3時だったが、おやつ代わりにオフィスで調理することにした。  具材は、玉ねぎとソーセージしかないので、適当に炒めて、卵を入れて撹拌。ガスは最高出力の強火。フライパンを振りながら、焦げないように、チャーハンらしきものが出来上がった。  最後の仕上げは、ごま油をサラッとふりかけて、5回ほどフライパンを振って完成。  卵の質が良いのか、従来のスーパーで買った卵と違い、卵黄の色が美しい。味付けがほんの気持ち

自然がたくさん詰まった鶏卵

 昨日、洋菓子匠 維新之蔵(熊本県天草市)から、近所に住む若い姉妹が放し飼いで育てている鶏の卵を送ってきた。  よって、ブロイラーで飼料をカツカツと突きながら卵を産む鶏ではなく、多分、周囲に生息するカエルやトカゲなどをバクバク食い散らかして卵を産む豪快な鶏なのだろうと。  確かに、一般的なスーパーやコンビニで販売している卵との大きな違いは、殻の厚さである。卵を割ろうとしても、簡単には割れない。  フラットな皿に生卵を乗せると、黄身や白身が盛り上がっており、かなりの厚みで