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花鳥風月

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日頃から、ネット事業の素材写真として取材をしていますが、その中で、お気に入りのもの、ちょっと可愛いもの、まったりする自然の写真をアップして参ります。 https://www.da… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

合鴨のマッチング失敗!?

合鴨農法というのもか!? 水田に四羽の合鴨たちが、のんびりとランチタイムを楽しんでいた。 ちょっと不細工なオスが、一所懸命にメスに近づき、マッチングタイム。 気の無いメスは、マイペース。 結局、このマッチングは不成立に、なったような気がしてならない。 お疲れ様。

すこぶる嬉しい、問い合わせ。・・・『チンダル現象』の写真にオファーあり!

 一昨日だったか、筆者公式ブログNewsの『チンダル現象に釘付け・・・』(2021/12/19掲載)にコメントが入っていた。  「コメント失礼いたします。これらの写真を、学校の合唱会のパンフレットに使ってもよろしいでしょうか?」というもの。  ん?と思い、Googleで『普賢岳 チンダル現象』や『チンダル現象 普賢岳』で検索すると、筆者が書いた記事が最上位に抽出され、同条件で『画像』検索すると、同様に最上位からずらりと筆者が撮影した数枚並んでいる。多分これに違いないと思い

ヒョウモンチョウを超望遠で捉える。・・・Nikon D500+SIGMA 150-600mm

 これは、5年ほど前に撮影したものである。  普段は、90mmマクロレンズで撮影することが多い、ヒョウモンチョウ。これは、Nikon D500(DX)にSIGMA 150-600mm超望遠レンズを装着して撮っている。  3kg近い重さのカメラを手に、三脚なしで撮るのは楽とは言えない。しかし、この組み合わせでヒョウモンチョウを撮る予定ではなかったので、シャッターブレが無いように気をつけて、遠距離から撮影することにした。  現在はミラーレスのデジタル一眼レフカメラが世の中を

赤い花・・・元気が出る、トロピカル・プラント!

 熊本市動植物園に咲く、赤い花。取材は昨日で大正解。現在、熊本市内はしとしと雨が降っている。  昨日撮影した、赤い花々。子供の頃は、花は女の子のものと思い込んでいたのが、昭和時代。  トロピカル・プラントは、沖縄やハワイに行けば沢山見られるけれども、この動植物園の花々もなかなかいい感じ。  来週には、コスモスが咲き乱れているだろうし、再来週には秋薔薇も楽しめる。  蛇足ながら、赤や黄色をデジタル一眼レフで撮影する時、とても気を遣ってしまう。それは、思った通り、色が出ず

秋桜の花々に包まれて。・・・熊本市動植物園

 10年前にリリースされたNikon D800 Eという、古いデジタル一眼レフカメラを使って、秋桜(コスモス)を撮影することにした。  出だしから、大失敗をしてしまった。何と、記録メディアのSDカードが入っていない。隣には、かろうじてコンパクトフラッシュを入れていたので、何とか撮影することができた。  勿論、車には予備のSDカードはあるものの、一度入園して、駐車場まで再び取りに戻るのも無駄な時間なので、容量8Gしかないコンパクトフラッシュで我慢することに。  同園のコス

ヒョウモンチョウと黄花コスモス・・・

 90mmマクロの単焦点レンズで、少々遠めだが、黄花コスモスにチョロンと立ち寄ってくれたヒョウモンチョウを撮る。ヒョウモンチョウは、2〜3数秒しか時間を与えてくれなかった。  数ヶ月ぶりに装着したマクロレンズ。コンポジションはめちゃくちゃでも、ヒョウモンチョウの目にフォーカスを当てるのは、とてもオモロい。  撮影場所は、棚田と彼岸花で有名な『番所』(熊本県山鹿市菊鹿町)。午前中に来れば、もっと景色も美しく撮れるのは理解しているが、いつも午後3時半頃になってしまう。  先

期待した上内田神社の彼岸花は、カラカラ。・・・水田では、稲穂の頭が膨らんでいた。

 夏に戻ったかと思うほど、炎天下の撮影となった。  よって、昨年まで日陰で、しっとりとした彼岸花が撮影できる一押しの場所『上内田神社』へと車を進めた。  近づくにつれ、段々と不安になってくる。確か、昨年はこのカーブを曲がる時に左手に彼岸花の赤い花々がチラチラと見えたはずだが・・・。  案の定、今年は二週間ほど遅かったのか、完全に枯れていた。まだ立っている彼岸花もあるが、色褪せており、被写体としてはダメダメの状態。  周囲の水田を見回すと、既に稲刈りが終了した田もあり、

Nikon党として最後まで続けるか、Leicaの世界に入るか!?

 幼い頃は、父のカメラを眺めていて、触れたくても触れられない。モノクロフィルムを現像している部屋には入れてくれない。貸してくれるのは、ミノルタの小さなフィルムカメラだけだった。  父は、Leica党であり、モノクローム大好きで、現像機まで買い込み、現像室まで作ってしまった。当時、部屋の中から薄暗いが赤い電球がチラチラ見えたことを思い出す。  社会人となり、初めてフィルムカメラを購入しようと物色していたが、Leicaの値札を見て腰を抜かし、NikonとCanonを比べ、結局

50mm標準と90mmマクロとの比較・・・最近、迷うレンズたち。

 季節が猛暑の夏が過ぎ、秋へと移り変わると、花々を撮影できる機会が増えてくる。猛暑は、できれば海辺でビビッドな写真が撮れればと思いつつ、近頃は世界的な伝染病にて足が遠のくばかり。  現在、筆者なりに迷いが生じているのが、標題のように、50mmの標準レンズと90mmのマクロレンズのことである。  「レンズを被写体によって、現地で替えれば良いじゃないか!」と言われればそれまでだが、日々、取材にでっかく重たい一眼レフを2台も持ち歩くのも面倒だし、ここ数ヶ月は50mmを中心に撮影

蜘蛛の巣は、再利用!?・・・移動する時、糸を丸めて喰ってしまう蜘蛛がいると言う。

 取材中に、頭に蜘蛛の巣の糸が絡みついた。糸は伸縮自由なので、なかなか千切れず大変だったが、ようやく全て取り去ることができた。  以前、或るテレビ番組で『蜘蛛は糸を再利用する』と言っていたので、それを思い出したのである。  調べると、蜘蛛の糸はタンパク質でできているので、移動する時には、それを丸めて食べ、また糸を張る時のタンパク源として、八割から九割を再利用するそうだ。  写真の『女郎蜘蛛』は、連続して700mもの糸を出せるらしい。公園の植栽の上全体を覆う蜘蛛の巣を見る