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理不尽なる蛮行

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私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう… もっと読む
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#ChatGPT

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

「大人らしくない」とは!?

 常に正義正論を通す若い社員が、社内の不正を暴くために立ち上がり、声を大にして物申した時に、「まあまあ、抑えて抑えて。大人らしくないぞ!」と宥める上司がほとんどではなかろうか。  事なかれ主義の典型的な返し言葉であるが、これは頂けない。正義感溢れる社員が不正を発見し、モラル欠如に嘆くのはただ事ではない。このような上司が沢山ぶら下がっていると、不正が常態化した企業として、黒から白には変わらない。  更に、その上司が「お前も役付になれば分かるから。今は騒がん方がいい!」と言え

始末に負えない、老害とは!?

 以前から老害という言葉は知ってはいたが、最近、日を追うごとに老害の存在は大きくクローズアップされるようになった。  今回は、老害は個人差が一番出やすいところでもある。権力に死ぬまでぶら下がり、配下を牛耳りたいという気持ちが強い人物が、老害を起こす。  その老害の中でも、始末の負えないものを幾つかピックアップしてみたい。以下の通り。 1)心身的に厳しい状況下でも、国会議員を継承者に譲らぬ人物 2)企業会長職に退くと言いながら、常に社長に覆い被さる人物 3)企業役員を退任

ネットストーカーとリアルストーカーの恐怖

 ネット事業をスタートしたのが、1995年8月22日。30年近くネット事業に携わって来た中で、ネットストーカーおよびリアルストーカーに遭遇したことがある。  ネットストーカーは、筆者主催のオフ会開催の折に、ポータルサイト上で告知を行うと、必ず、その開催地へ行って会いたいと唐突にメッセージが飛び込んでくる。勿論、無視の対応を選ぶ。  次のオフ会の告知を行うと、執拗に宿泊するホテルや開催場所などを聞き、いつでも足を運べるような素振りを見せる。  全く見ず知らずの人なのだが、

不正と対峙:日本の政治における構造問題

 世の中は、マネーフローが盛んな場所に人々が集まる。昔から現代に至るまで変わることのない、「欲」の世界が存在している。  遵法精神を最優先すべき公務に就く人々の中にも、違法行為が頻繁に起こっている。選挙公約の裏では、その「欲」に酔いしれている人物が多いのは情けないことである。  言葉を換えれば、選挙では偽善者に投票するようなもので、最初から我々庶民を騙す人物による悪しき政治が横行し、国家の存続が危ぶまれるばかり。  民間では、大手新聞社の捏造事件やテレビ局のやらせ事件が

女性が準禁治産者とは、これ如何に!?

 最近、NHK朝ドラの「虎に翼」を観ているが、戦前の法曹界の実態を覗き込むと、「女性蔑視」の差別的なものが法律として明文化されているところが、アホらしくてならない。  昭和初期の話であり、100年ほど前の時代背景を垣間見る中で、女性に対して「無能力者」、「準禁治産者」と平気で言葉にする、当時の東京地方裁判所判事や一般市民の男性軍。観ていて、男性の方がよっぽど子供染みており、絵空事に舞い上がっている。  現在もそうだと筆者が思うのは、女性は現実的であり、しっかりとしたスタン

責めを恐れて、仕事を怠る忖度野郎。

 日々、経営者や上司のご機嫌伺いばかりで、忖度人生を歩む人は少なくない。ブラック企業では当然の悪しき慣習、現象であり、処世術の切り札が忖度と思い込んでいる、情けない経営者や社員もいる。よって、お中元やお歳暮の悪しき慣例は残されている。  経営者や上司の目が気になり、仕事に対して創意工夫などなく、厳しい指摘や責めを受けぬように神経過敏となっている。よって、平常心ありきの仕事どころの騒ぎではなく、毎日が忖度まみれの、実のない仕事現場と成り下がる。  恐怖政治を敷く経営者や右へ

デジタル音痴の地方経営者による弊害

 以下では大変厳しいことを申し上げるが、ノンフィクションであることを、冒頭よりお断りしておきたい。  これまでIT専門職として企業IT戦略について相談を受け、それに応じて、誠意を持ってサジェッション(無償)を行なったことは数え切れない。  サジェッションは、相談者が目の前に契約という人参をぶら下げつつ、相談事を持ちかけてくる。多くの場合、地方経営者の一部はデジタル音痴。目的は、筆者のレクチャーを盗み聞きして、雲隠れする悪しきパターンである。  情報は只でもらうものであり

国会議員特権廃止・・・日本の根本改革への第一歩

 日本国憲法第50条にある「不逮捕特権」の定めは、身分保証の観点からも、国民の代弁者としての立場を定めたものである。これこそ、米国前大統領トランプの国家転覆罪の可能性ある蛮行を放置する状態と変わらず、法治国家として国家統治の安定に繋がることはない。  今回の政治資金不正事件についても、一般人であれば税務署や国税の調査が入り、重加算税が課せられたり、刑事事件として訴追されることになる。ところが、今回の検察のメスに期待大であったものの、尻切れとんぼで終わった。  更に、ダラダ

他者を称賛できない人は、心が小さく狭い。

 誰かが成功したとか、誰かが見事な作品を描いたとか、その誰かの実績や功績を称賛できない人がいる。特に、その誰かの近場の人であるにも関わらず、素直に称賛できないのである。  心の小さく狭い人にありがちな、「恨み辛み妬み」の三拍子が揃った人間である。同級生であればライバル意識があるのか、称賛しないばかりか、意味不明の悪口を放つ人間もいる。「あの男は、誰それのおかげで舞台に上がれた」と、本人の実力を認めようとはしない。  更に、感情が吹き出せば、成功した人のネガティブ情報を掻き

人の褌で相撲を取る、県外コンサル。

 2007年早々に着手した仮想現実世界「SecondLife」。筆者およびスタッフは、この仮想現実世界にて熊本県内唯一のSIMを保有し、実寸大の熊本城(大天守・小天守・宇土櫓)、更には鞠智城跡、芝居小屋 八千代座をバーチャルな世界で建造し、「KUMAMOTO JAPAN」としてメンバー650人ほどのコミュニティを運営していた。  ところが、ある日の午後、SIMの中央に位置する熊本城大天守の前で、数十人の怪しげな日本人アバターが立っている。そこで、何やら仮想現実世界の講演をし

テレビショッピングのモラル考察

 テレビショッピングが画面に映し出される際、数々の問題が我々の目につく。これらの問題は、次の通りである。 安価ながらも質の劣る商品を過剰に称賛している。 薬事法に抵触する可能性のある商品が頻繁に見受けられる。 使用するとすぐに故障しそうな低品質な商品が多い。 商品の素材や産地が不明で、製造工場を特定できない。 芸能人を用いて不正確な情報を流布している。 高齢者を対象にした不適切な商法が存在する。  これらにもかかわらず、品質の高い商品を取り揃えて消費者に有益な情

真偽が混沌と共存する世界では、虚偽が支配を強めている。

 プロパガンダに満ちた国家において、独裁者やその側近、そして不義の政策は、プロパガンダを不可欠なツールとして使用し、これをウィルスのように活用している。  プロパガンダは、真実と虚偽が一体となった世界観を創造し、無実の国民の心理に侵入し、従属を正当化している。操り人形師が恐怖を植え付け、人形を操ることで、虚偽によるマインドコントロールを強行し、奴隷状態に落とし込んでいる。  自由を謳歌する国々においても、虚偽は無数に横行しているが、これらは多くの場合、民衆の生命を直接奪う

相続時に心無い親族が豹変する

 セレブな方は、相続において諍いが起きぬように、財産を公平に子供達へ生前贈与するか、または、一切財産を残さず寄付する方も多いと聞く。  個人的な話で申し訳ないが、筆者の父親は遺言書の中で「実家はお前に維持管理してもらうが、金銭は子供達に一切残さないので悪しからず。庭は放置すると薮になるので、要注意。」と書き記していた。  金銭を一切残さぬと断言しているところが、ケチなところも見え隠れしており、また、闘病中であった兄(故人)へ、数回にわたり現金を生前贈与したことも、他界する