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理不尽なる蛮行

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私自身に限らず、周囲の方々のパワハラ相談を受けて、理不尽なる蛮行が罷り通る世の中が、とても情けないと思います。人を虐めたり恫喝したりして、何も産むことはない。被害者が加害者のよう…
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#責任転嫁

誹謗中傷、揶揄、嫌がらせが常態化すると、企業は根っこから腐ってくる。

 島国根性かどうか判らないが、企業によっては、立ち話ばかりでサボタージュしている社員も多い。仕事もせずに給金を貰おうなんて、厚顔無恥な話である。  立ち話は、ほとんどが人の噂。目の前では言わず、陰でこそこそと密談しながら、第三者の誹謗中傷や揶揄をこの上なく愛するボンクラ輩。暇で暇で堪らんのであろう。  自分自身の歪んだ思考回路や言動に対して自覚もなく、暇さえあれば、上司や同僚の噂話に花が咲く。どうでも良い話だが、これがルーチンワークとなっているのだから、おめでたい。  

信頼の崩壊・・・駐車場での鍵紛失事件に見るセキュリティと顧客対応の杜撰さ

 以前、某サービス業の駐車場に車を預け、駐車券を手に取った。2時間ほどの滞在にて、その駐車券を駐車場担当者へ渡し、預けた車の鍵を受け取ろうとした矢先、「すみません。間違って、他のお客様に鍵を渡してしまいました。」と。  駐車券が手元にあるのに、他のお客は駐車券がないのであれば、車の鍵は絶対に渡してはならず、車の所有者である本人確認を厳重に行う必要がある。  また、他のお客が駐車券を持っていたのであれば、そこに書かれた車のナンバーと預かっている鍵の車のナンバーの照合を行う必

責めを恐れて、仕事を怠る忖度野郎。

 日々、経営者や上司のご機嫌伺いばかりで、忖度人生を歩む人は少なくない。ブラック企業では当然の悪しき慣習、現象であり、処世術の切り札が忖度と思い込んでいる、情けない経営者や社員もいる。よって、お中元やお歳暮の悪しき慣例は残されている。  経営者や上司の目が気になり、仕事に対して創意工夫などなく、厳しい指摘や責めを受けぬように神経過敏となっている。よって、平常心ありきの仕事どころの騒ぎではなく、毎日が忖度まみれの、実のない仕事現場と成り下がる。  恐怖政治を敷く経営者や右へ

都合が悪いと、「個人的な問題」として蓋をする悪しき慣習。

 誰しも、遵法精神が宿っているのであれば、社内業務で不正を行ったり、対外的に違法行為に手を染めることはしないはずだ。  ここで、民間の企業に目を向けてみると、社員の一人が違法行為に至った場合、勿論、社内で解雇処分となるだろうけれども、その説明の中で、「個人的な問題」として蓋をすることがある。  公務員の世界でも同様に、セクハラやストーカー行為などに手を染めた公務員が逮捕された場合も、その組織に何らかの支障が出そうな時には、「個人的な問題」として、事件の根幹となるところを暈

天使の囁きに耳を傾けよ

 我々の心は、天使と悪魔が共に棲む複雑な場所である。これらは比喩的に、我々の内なる善(善玉菌)と悪(悪玉菌)、良心と誘惑を表している。殆どの人たちは、これら二つの囁きに日々耳を傾け、自身の選択に感化されている。  天使の囁きは、しばしば我々に誠実さと思いやり、他者への配慮を促す。この囁きは、困難な時でも正しい行いを選ぶことの重要性を示唆し、我々を高い道徳的基準へと導くのである。それに反して、悪魔の囁きは短絡的な喜びや自己中心的な選択を示すが、長期的な満足や幸福をもたらすこと

政治資金不正事件の落とし所↓

 自民党各派閥の会計責任者に全ての責任を押し付けるという構図は、如何なものか。会計責任者が高額な政治資金を、勝手に割振するような仕組みでもあるまいし、裁量権を持つコマンダーの責任の所在が見えてこない。政治資金が高額か否かで判断するのも納得できる基準ではない。  30年ほど前の事件だが、熊本県内でもある自治体の首長が、近所の知り合いの女性の出産祝いに5万円の祝儀を渡したところ、選挙違反として起訴。公民権を剥奪され、その地位から転落した事件があった。  また、その次に立った首

「恥」は上塗りするものではない。

 以下は個人的な体験談である。自戒を込めての話だが、人は「恥」は上塗りするものではないと考える次第。  「恥」をかく感覚は、その瞬間に気づくこともあり、時には、後から気づくこともあり、また、気づかないこともある。  「恥」をかいてしまえば、一般的には同じ過ちを繰り返さぬように用心することが一般的な考え方である。相手に失礼な言動をした場合、迅速に誤解を解き、相手に不快感を与えたことに対して謝罪することが望ましい。  しかし、中には自分の「恥」に気づかぬ人もいる。周囲からの

恨み辛み妬みに満ちた男の愚行、蛮行。

 世の中には、幼少期から性格が歪み、底辺で育った大人が存在する。その結果、周囲からは苦笑されるばかりで、取り扱いにくい存在となっている。  イライラや不満がピークに達すると、その感情を抑えきれずに、周囲との不要な対立を生み出し、敵意を抱き続け、負け戦であることを理解しながらも(実際には理解していない)、強引に挑むことがある。  筆者が遭遇した或る50歳過ぎの男は、意味のない仮想敵を作り、自分の過ちを認めず見栄だけを張り、無駄なパフォーマンスを繰り広げている。その姿は見てい

いつまでも根に持っていても、1円の価値もない。

 某企業の代表者で、数年前の上司から自らの失態を激しく叱責されたことを根に持ち、それを外部の人間のせいにしている愚かな人がいる。  サービス業であれば、尚更のこと。大人気ないことをしていても、生産性のないことであり、1円の価値もない。それに気付かぬところが情けない。  要らぬプライド、要らぬ体裁、要らぬ虚栄など、間違いだらけの選択肢を引きずっており、失態を繰り返すという悪循環に陥っている。  周囲の良識ある人たちは、皆、気づいている。他者の声に耳を塞ぎ、職位に任せて、遣

「Black Boss Standard」を粉砕せよ!

 最近、ブラック企業数社をじっくりと観察してきたが、一つの結論が浮かび上がった。以下の通りである。  先ず、疑問はブラック企業となってしまった企業の殆どのメンバーが、何故、その事実に気づかないのかである。よって、数十年に亘り、過去のボスたちが身勝手ながらも築き上げた「悪習の常態化」のメカニズムに気づかなければならない。  日常の中で積み重ねられてきた常態化した悪習が、その企業のピンポイントにおけるスタンダードとなり、外界の良識あるスタンダードとは大きく隔たっていても、多く

善いものは善い、悪いものは悪いと、はっきり言える人間でありたい。

 世の中に理不尽なことが絶えないのは、標題のように「善いものは善い、悪いものは悪い」と言えない人がいるからだ。  現在、世の中を賑わしている、詐欺、贈収賄、大麻、性加害、危険運転、強盗殺人、強盗傷害、脅迫、恫喝、洗脳、痴漢行為、万引きなど、全て悪いと分かっていながら、事件が絶えることがない。  例えば、贈収賄事件を見れば、金銭を遣る側、貰う側。特に、公務に就く人間との金銭の遣り取りは違法行為と分かっているはずだ。しかし、悪いものは悪いと言えず、金銭に心が持って行かれるのだ

遵法精神の欠如・・・某市の市長が記者会見内容を改竄

 2018年、筆者が撮影した食事処の玄関夜景写真が、関西圏某市の担当者によって無断ダウンロードされ、その後、観光冊子やチラシ(PDFファイルも含む)に不正に使用されていたことが判明した。  筆者は、ネット上でPDFファイルによる著作権侵害の事実を確認し、遠くにある他県の自治体が無断で筆者の写真を使っていることに驚くばかりであった。新聞記事によれば、別に観光冊子も大量に印刷していたという。  当初、読売新聞や毎日新聞(ネット新聞も含む)は、同市による「著作権侵害」に関する記

企業とその経営陣による一方的な民事訴訟

<証拠を伏せての一方的な民事訴訟>  某企業とその経営陣は、顧客から預かった物品を紛失したにも関わらず、これを否定し、「債務不存在の確認」の訴えを起こしたのである。この訴状には、顧客が嘘をついており、元々預かった事実がないとの虚偽内容を連綿と書き綴られている。  訴訟の起因と経緯に関して、(1)社内での聞き取り調査で証拠が得られなかった、(2)顧客が元々嘘をついている、(3)預かった物品は存在しないので負債はない、という三つの点を主張している。  (1)は、企業側として

弁護士事務所からの書簡いろいろ・・・

 大抵の場合、ビジネスにおけるトラブルは、弁護士事務所へは加害者から動き出す。何故なら、非を認めず弁護士の書簡で理論闘争へと持ち込み、逃げたい訳だ。  ところが、弁護士によっては、しっかりした弁護士からざっとした弁護士と、千差万別。筆者は、前者の有能な弁護士しか知らないが。  今回、契約不履行責任ある加害者の代理人として送り付けられた書簡が、何と、普通郵便で郵送されてきた。  通常、弁護士事務所から送られくるものは内容証明書であるべきが、普通郵便とは如何なものかと。開封