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湯の街 山鹿 そぞろ歩き

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筆者の故郷である山鹿市(熊本県北部)。同市は、800年の歴史を誇る泉質抜群の天然温泉が自慢である。観光資源は無尽蔵にあり、勿論、温泉の『さくら湯』は見事な造り。また、坂東玉三郎公… もっと読む
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#棚田

不動岩・・・山鹿市に聳える奇岩

 本日は、4時間で熊本市と山鹿市を車で往復する中で、(1)グルメ倶楽部でランチ、(2)菊池川、(3)不動岩、(4)一つ目神社、(5)蒲生池、(6)水辺プラザと、山鹿市の時計回り取材を敢行した。  僅か4時間なので、目まぐるしいツーリングとなったが、外は寒空の下、雨が落ちていた。車外に出て撮影していると、膝下がすぐに冷たくなるほど、異常に寒い。  写真は、山鹿市4時間とんぼ帰り取材の(3)不動岩を超望遠レンズで捉えたものである。100メートルほどの高さがある手前の岩を中心に

ヒョウモンチョウとキバナコスモス

 今日の番所(熊本県山鹿市菊鹿町)のヒョウモンチョウは撮り放題であった。  メインは彼岸花であったが、どうしても動いているものを撮るのが面白い。ヒョウモンチョウは十数羽いたろうか。キバナコスモスに群がり、ちょろちょろしている。  やや逆光気味だったので、羽が透ければ良いかと思い、シャッターを切って行く。70-200mm f2.8をDXフォーマット機に装着しているので、撮影は楽々だ。  しかし、9月下旬というのに、後頭部や背中、そしてスラックスの臀部が熱くなるほど気温が高

栗団子・・・山鹿市菊鹿町番所

 親しい知人の地元からの贈り物。  写真下の栗は、菊鹿町番所の知人実家の山で獲れたもので、母親手作りの栗尽しの栗団子である。  早速、栗がぎっしり詰まった団子を頬張った。団子の分厚い皮が絶妙な食感であり、旨い。更に中身に噛み付くと、ゴロゴロと栗が隙間なく詰まっている。1個80グラムで、どっしりと重みのある栗団子。  甘味も程よく、若干塩気を感じる皮が、それを引き立てている。写真を撮って、1個でお茶しようとしたが、結局、3個食べてしまった。  自然豊かな山鹿市菊鹿町。上

彼岸花(熊本県山鹿市菊鹿町番所)

 流石に、熊本県一の菊鹿町番所の彼岸花。  本日は急遽、同地へ足を運ぶことになり、棚田の周囲に咲き乱れる彼岸花を撮影することができた。  県内外から自家用車が20台ほど数珠つながりの状態。車を停車する場所もないほどに、多くの家族連れで賑わっていた。  同地の棚田も有名であるが、その周囲を彼岸花が飾れば、更に引き立つ。そばには、黄花コスモスも咲いており、ヒョウモンチョウが十数羽飛び交っている。  田舎の風景は心が洗われる。谷間は上内田川の小さな滝があり、時には「イノシシ

流石に『彼岸花』の名所は、凄い。・・・二度目のギリギリ撮影間に合う。

 二日前に、八景水谷公園にて『彼岸花』最後の撮影と思ったが、流石に、山手の『棚田』と『彼岸花』の名所である『番所』(熊本県山鹿市菊鹿町)のそれは、気温差もあり、辺り一面に『彼岸花』が咲き乱れていた。  勿論、時期的にはギリギリであり、家族連れなど5台の車があった。途中、雨がパラつきダメかと思いつつ、カメラやレンズが濡れぬよう、足早に撮影を決行。今年最後の『彼岸花』の取材で、まあまあ自分なりに撮影できたようだ。  『棚田』を撮るには超広角で撮影するのが一番。『棚田』+『稲穂

期待した上内田神社の彼岸花は、カラカラ。・・・水田では、稲穂の頭が膨らんでいた。

 夏に戻ったかと思うほど、炎天下の撮影となった。  よって、昨年まで日陰で、しっとりとした彼岸花が撮影できる一押しの場所『上内田神社』へと車を進めた。  近づくにつれ、段々と不安になってくる。確か、昨年はこのカーブを曲がる時に左手に彼岸花の赤い花々がチラチラと見えたはずだが・・・。  案の定、今年は二週間ほど遅かったのか、完全に枯れていた。まだ立っている彼岸花もあるが、色褪せており、被写体としてはダメダメの状態。  周囲の水田を見回すと、既に稲刈りが終了した田もあり、