親知らずと中華粥

 数日前に、なんの前触れもなく、奥歯が痛みだして、勇気を出して、歯医者に行ったら、親知らずのせいだった。急に電話したのに、当日に見てくれて、噛み合わせを調整してもらって、おくすりまでもらった。昨日、つい調子に乗って、酢豚を食べたら、歯をいっぱい使ってしまい、痛み止めを凌駕する痛みに襲われてしまった。もぐらは、歯医者が苦手だ。今の歯医者の先生は、とても穏やかな先生で、それでも、歯医者というものに根付いてしまった怖い気持ちを拭えない。もぐらは勇気を出して、再び歯医者に電話した。再び噛み合わせを調整して、ロキソニンをもらって、痛む側の歯を使わないことと安静にすることを約束した。そう、今のもぐらは、あまり噛まずにすむ、柔らかめのものしか食べれない。もぐらは、安静にしていたおかげで、慢性的に溜まっていた疲労がましになり、夕ご飯を作ろうと決めた。前に、寝れない夜のおともにおすすめされた孤独のグルメを見てみたら、中華粥が登場した。日本でのおかゆのイメージと違って、しっかり味がついていて、元気なときにも食べたくなるようなものらしい。今度、東京に行ったときに、お友達に中華粥に連れてってもらおうと思っていた。ふにゃふにゃなものしか食べれない今のもぐらにとって、中華粥は運命だ。本格的なものは無理でも、もぐら愛用アプリ、北欧暮らしの道具店にあった中華粥なら、作れそう。歯が痛いと、なんだか、心と体の元気がでないかんじがする。よし、中華粥を食べようということで、ネギの青い部分と、米と、あと、レシピには、手羽先とあったけど、スーパーに、鶏のスペアリブたるものが20%オフだったので、それを入れ、ただいま、弱火でほったらかし中だ。中華粥美味しいかな、わくわく、楽しみ。

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