レストラン経験ゼロの私が、大好きなsio株式会社に入社するまで、そしてこれから
10月1日にsio株式会社に入社した
Hotel'sサービススタッフ横溝千花子です。
みんなからは、ちーちゃん、ちーさんって呼んでもらってます。
過去一可愛いあだ名で呼んでもらって感謝しています。ありがとうございます。
自己紹介はまず学生時代から
スポーツが活発な神奈川の高校に入学し、スポーツはやるより観る方が好きだったため、応援をする部活に入りました。
そう、ご想像通りあまり運動は得意ではありません。でも水泳だけ得意です!
毎日野球を観ながら、応援の練習をする日々は青春でした。
私たちの世代は残念ながら春も夏も決勝で負け、甲子園には一度も行けませんでした。
それでも毎年真っ黒になりながら、夢を追いかけている人たちを応援するのはとても楽しかったです。
その流れで将来はスポーツ栄養士を目指し、卒業後は食物栄養学科のある短大に通いました。
ここでいきなり飛びますが、社会人1年目
在学中色々あり、夢を諦めた私はその頃美容に興味があったので、新卒で化粧品会社に入社し、エステティシャンとして働きました。
おしゃべり好きな性格だったからか入社から色んなお店のオープンに携わり、横浜→仙台→心斎橋→吉祥寺の新規立ち上げを経験させてもらいました。
他にも単発で色んなお店の研修に行かせて頂き、すごい人見知りが直りました。
仕事が楽しくなったのは、自社の商品を好きになってから。
会社の理念『人は美しくなると幸せになる』をたくさんの方に広めたくて、シフト関係なく仕事をしていました。
仕事内容としては、カウンセリングやお手入れを通じてお客様のお肌や体と向き合い、2.3時間かけてコミュニケーションを取る。時には美容に関係ない話しで盛り上がり時間が過ぎる時もありましたが。
その方のニーズに合わせてお肌や体のケアをお手伝いするだけでなく、心のリフレッシュにもなるように気持ちを込めてお手入れとお話しをしていました。
初対面のお客様と気持ちが通じ合う感覚、お役に立てた時の喜びが接客を大好きになった原点です。こんな自分でも人を笑顔にできるんだと思いました。
学んだことはたくさんあり、まず自分が相手を好きになることからコミュニケーションは始まるということ。
色んなお客様がいらっしゃり、時には笑顔にできない時もありました。
よく「ばか(場に化ける)になりなさい」と社長から言われ、とにかく色んな人の接客を見て、いいなと思ったらすぐに真似をして取り入れていました。
色んなお客様に出会い、色んな人生の話しを聞く日々の中で、10年を越えたあたりから、人生一度きりだし違う業界で働いてみたいと思うようになり、その頃も好きだった野球観戦から、再びスポーツ栄養士を目指そうと思いました。
初めての転職
まずは管理栄養士を取らなければならなかった為、国家試験を受ける資格に必要な実務経験3年を保育園の給食で積むことにしました。
給食を作るだけでなく、食べる補助をする経験ができたおかげで、子供たちが苦手なものを食べれるようになっていく姿や「美味しいね」って給食の時間を楽しく過ごしてくれている姿に、作るやりがいを感じるようになりました。
もっと美味しい料理が作れるようになりたいと思うようになり、プライベートでも料理を作る頻度が増え、料理教室にも通うようになり、色々調べてレストランに行くようにもなりました。
そんな時コロナになり、オフラインで料理教室に通えなくなったので、以前から憧れていた料理家のSHIORIさんが主催されているオンライン料理教室に入りました。
SHIORIさんの料理への愛は、私たちの生徒への愛でもあり、その周りの人たちにも伝染する深さがあります。
SHIORIさんのnoteに書かれている『おいしいはいつだって生きる味方だ』という言葉は心に深く刻まれています。
そして、SHIORIさんを好きになりすぎた結果、鳥羽さんに行き着きました。
sio初来店
sioに初めて訪れたのはそのすぐあと、運良くすぐに予約が取れました。
ドキドキしながら席に案内され、タップさん(亀井さん)からドリンクの説明を受け、初めてペアリングというものを知りました。
言うまでもなく、すべてのお料理、ドリンクに感動し、終始にやにやしていた記憶があります。変な人ではありません。幸せが込み上げてしまっていたのです。
その後、すごい熱量で友達に感動した話しをして、次の月に連れていきました。
その後も毎月のように予約を取り、、、ランチと朝ディナー2日連続で行ったこともあります。
鳥羽さんについて色々調べ、noteを読みあさり、ネット記事を読みあさり、気付いたら鳥羽さんとsioの大ファンになってました。
鳥羽さんの料理への愛、幸せの分母を増やす話し、飲食業界を変えていきたい想いや、一緒に働いている人たちの想いに惹かれ、気付けば自分も仲間になりたいと気持ちに変わっていきました。
そんな時、すごいタイミングでHotel'sオープニングスタッフの募集があり、後先考えずに応募し、3年の実務経験を積まずに保育園を退職し、sio株式会社に入社しました。
Hotel's入社
はじめは料理に携わりたい気持ちからキッチン希望でしたが、少しでも自分の経験がチームのために活かせたらと思いサービススタッフに。約5カ月働いていて一番感じたこと、それは接客ってやっぱり楽しい!
自分が心から美味しいと思っているものを直接お客様に届けられるからなおさら。
「本当にお料理が好きなんですね」と言ってもらえることがあるのですが、私にとって最高の褒め言葉です。心から、ありがとうございます。
いつもお客様が一口目を召し上がる時、耳を澄ましています。
美味しいと言われた時、思わず振り返って「ありがとうございます」と言ってしまうことも。
その場で美味しさを噛み締めて下さっているお客様には、にっこり微笑みながら会釈だけすることもあります。言葉と態度で感謝を表現せずにはいられません。
普通ではないかもしれない、レストランぽくないかもしれない。でも、言葉や表情に出して下さっているお客様に対して、これからもきちんと言葉や態度で感謝を返ししたいと思っています。
人が幸せを感じる場に立ち会うことができる、それってとっても幸せなこと。この会社には幸せが溢れています。
朝、昼、夜『all day special』たくさんの背景をもったお客様に出会い、『架空のホテル』というホスピタリティーを大切にしている特別なレストラン。
熱い想いを持ったメンバーと働いているので、時にはぶつかる時もありますが、Hotel'sをもっと良くしていきたい気持ちあってこそ。
これからも、鳥羽さんが言う『愛と想像力』でお客様に愛されるお店に現場の私たちで造り上げていきます。
そして、料理、お店、スタッフ、会社を愛してくれるお客様にきちんと応えていきます。
今とこれから
これまで苦手だったSNSも、今ではとても楽しくやっています。
直接お会いできなかったお客様や、お礼を伝えられなかったお客様に想いを送れる。
まだ見ぬ未来のお客様との出会いや、同じ業界でたくさんの幸せを届けている人とも交流でき、直接言葉を交わさなくてもSNS上で親しくなれる。
そんな色々な出会いの中で、兵庫県尼崎市にある洋菓子店リビエールさんとの出会いがありました。
それはまだオープンして間もない頃、渋谷スクランブルスクエアでのポップアップ期間中に、リビエールの西さんがHotel'sを紹介して下さり、オーナーの西さんと奥様、伊勢谷さん、宮本さんとのご縁を頂きました。
西さんのツイートのおかげで、リビエールのお客様にもたくさん足を運んで頂きました。本当に感謝しかありません。
いつかリビエールの愛溢れるみなさんと何かできたらと、ぼんやり考えていた矢先、、、西さんから、いつか一緒にお客様を笑顔にできるようなことができたらいいですねと言って頂き、想いは現実になるんだと、夢のようなお話しを頂きました。
マイペースな私なので、少々時間はかかるかもしれませんが、西さんやシェフの力を借りてみんなが喜んでくれるようなことを本気でやりたいと思っています。
この場を借りて、西さん、シェフ、どうぞ宜しくお願い致します。
そして、みなさん待っていて下さい。
『笑顔の花がたくさん咲きますように』
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