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【My History 02】つらかった時期。「ママのせいだね。」と思っていた頃。

食物アレルギーだと分かった瞬間

離乳食が始まる前に、
卵・乳製品・小麦のアレルギーだと分かった息子。

小児科の先生に、
「お母さん、お子さんは食物アレルギーです。
卵・乳製品・小麦を除去して離乳食をはじめてください。」と言われた時、

「はい。」
と言ったあとの次の言葉は、

「大きくなったら食べられるようになりますか?」

でした。

先生は、
「大きくなったら食べられるようになる子はいっぱいいるよ。ゆっくり様子をみましょう。」

と言ってくれて、少し心を軽くしてくれました。

食物アレルギーだと分かった瞬間、
私は思ったよりもショックを受けませんでした。

自分の母乳が息子を苦しめてた

なぜそこまでショックじゃなかったのか。
それは、私の除去食生活で、
少しずつ良くなっていく息子の乳児湿疹を見て、

「あーやっぱり…この酷い乳児湿疹は、
 母乳が原因だったのか…。」
と感じていたからです。

ちょっとだけ出来ていた心の準備。

でも、帰ってよく考えたら、
ずっと私の母乳が、
この子を乳児湿疹で苦しめてた。と
気づいてしまったのです。

そして、とても自分を責めました。

どんどん気持ちや思考がネガティブになっていき、
最終的に、何もかも自分のせいだと思うようになってしまったのです。

自分を責める日々の始まり

何でアレルギーになったのだろう?
大きくなったら本当に食べられるようになるの?
どうやって治療するの?
卵・乳製品・小麦を除去した離乳食って?

アレルギーに対する疑問がいくつも浮かんできて、
それを調べる日々の中で、

何でアレルギーになったのか?

という疑問が私を苦しめました。

そして、
何がいけなかったのかを探し出すのです。

初めての子育てで、第一子は男の子。
どんなに母乳やミルクを飲んでも足りない!
私も母乳をあげるとすぐにお腹が空くので、
手軽に食べられる菓子パンをよく食べていました。

ふと菓子パンの原材料をみて、思ったのです。
私が「菓子パンばかり食べたからだ…」と。

乳児湿疹の原因も私。
食物アレルギーの原因も私。

そう思い込んで、自分を責めました。
後から思うとなんの根拠もないのに、
当時の私はそう思い込んでしまっていたのです。

幸い、周りの人に「あなたのせいよ」なんて
言う人はいなかったです。

でもその分、自分で自分を責めました。

「ごめんね。ごめんね。
ママのせいだね。ごめんね。」

何度も何度も思いました。

そして、
「この子を私が守らなきゃ!」
とより一層強く思いました。

私のアレルギーっ子ママとしての、
試行錯誤の日々が始まりました。

つづく。


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