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占い師として生きる #001
今まで
名前もつくらず完全に紹介制として活動していたことがあります。
そんな時に起こったことをお話しいたします。
ある時、依頼がありお客様を視ました。
鑑定結果はお客様にとって〝良くないもの〟だったようです。
その時お客様の周りに帯びた気が、
グググ…と空間が湿り始め
大きな岩を背負っているかのような重い空気になりました。
そこで私は
「自分が気に病むくらいなら占いの結果を信じなくても良い」
とお話ししました。
私は占い師なのに御法度なことを言っていますよね。
私の考えでは占いは当たるから転ばぬ先の杖になると思っています。
確かに霊視だけで事足りるように鑑定が出来るのですが、なるべくタロットカードを使いたいです。
ここでのタロットカードはライダータロットとトートタロットです。
何故ならばタロットカードには
人の性格
人の生まれ持ったもの
カルマ
二人の人物の相性
二人のお互いに抱く勘違いや気持ちのズレ
過去の生活で培われたもの
が出てくるからです。
通常はどれも命術でしか出せないものです。
ですがタロットは確かに命術のような占い結果を拾っています。
私は霊視、透視ともに映像です。
映像なのでこちらから俯瞰的に視ていくのですが、テロップが入っていたり鑑定中と同じく気持ちを視ていたりしています。
でも霊視と透視の環境は映画を観ているのに似ています。
霊視だけを使い視ていくと
深いすれ違いや心の読み取りが足らない
と思っています。
先の話に戻りますがでは「自分が気に病むくらいなら占いの結果を信じなくても良い」
とお話ししたお客様のことはどうなったか?というと
その後は私はお客様に「自分は素晴らしい。自分を信じて生きていける」とお客様がお考えになれるよう話術で鑑定を展開していきました。
お客様の人生がかかっているわけですからどんな瞬間も最良の判断をするのが占い師には求められています。
でもどうしても私自身をけなすような「自分が気に病むくらいなら占いの結果を信じなくても良い」という言葉を使ってでも、お客様には
自分の力で人生を切り拓くことができる
占いができるのはお客様の持つパワーを引き出すこと
という私の考えを理解して頂きたかったのです。
ご理解いただけてその日の鑑定を終えました。
そうして1年から2年経った頃でしょうか?
こうしてエキサイト電話占いに参入して1年近くが過ぎましたら、
霊視や透視の使い方も大分変わってきました。
前はお客様に
流れを読むのが上手いとは言われたり
詳細すぎる鑑定とは言われてきたのですが
どうもそれでお客様のためになるのか?という部分では物足りなく思っていました。
しばらく経ち、エキサイト電話占いでの待機時間がすくないものの沢山の鑑定をさせていただいたと思います。
その全てがお客様のための力になると信じています。
ただ本当は
お客様のことも自分のことのように視る
のが
目標ですので、全く目標には至っていません。
私は毎月月ごとの注意点をレポートのようにみますが、
出来たら鑑定中にお客様のレポートも受け取れるようになりたいと思っています。
そう考えるとまだまだです。
自分は霊視を受け取る器としてもっと磨いていかなければと思います。
でも今の鑑定もとても好きです。自分の力は欲望のまま求めるままに育っていくと信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
藤山千花
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