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第一歩 スクライングから占術へ

タロット占術にはスクライングが必要と感じています。

これは常にどの占術にも必要だと考えており、ひとまず占いをしたいと考えているのであればまずは習得すべきテクニックです。

今日初めてタロットカードとタロットの本を買ってきた人、初心者さん、占い師、ベテランの先生、どんな方でも

「当たらない」「結果がブレる」

と感じることがあれば、まずはスクライングが出来ている日かを確認することをオススメしています。

それはまず自分が占術をするということは

何かしらの力を受け取り

リーディングを進めていく

訳ですから

自分自身が直接見ているというより

まずは自分は第三者なんだという自覚

自分は占術とスピリチュアルな力、とは別物であると意識

が絶対的に必要なのです。

それはハイヤーセルフなど高次の存在がついている方も同様で

こうしたハイヤーセルフを使って視ている人でも

力と自分を別物と捉えることは必要と考えています。

自分の器と能力をはっきりさせることと、

他者はやはり普通の人間ですから人間に伝わる感覚がリーディングには必要と考えているからです。


では、早速スクライングをします。


必要なもの=標的
・スクライングの時に見つめるもの
本やペンデュラムネックレス、パワーストーンブレスレットなど。
スピリチュアルなグッズではなくても可能です。
スクライング中自意識が強くない方がいいので、思い入れのあるものは控えましょう。


①まずは目の前に標的を置きましょう。ここでは次から目の前に置いたものを標的と書き表現していきます。


②標的に視線を合わせてピントを合わせる。

背景(モノ以外)がボヤけるのを確認する。


③背景に視線を合わせてピントを合わせる。

モノがボヤけるのを確認する。


❹モノと背景の中間にピントを合わせる状態がスクライングです。

もし意味が分からなくても②→③と繰り返す、②と③の間の一瞬の隙はあなたもスクライングしていますので、できないうちは②→③の繰り返しで代用していってください。


以上が私のスクライングの方法になります。

スクライングができるようになるまでには

訓練がとまで言いませんが毎日1回はスクライングが出来なくても試してみるのをオススメします。


ご参考までに。。。

私がスクライングをしている時は、


右眼が標的を見ていて、

左眼の黒目が大きくなったり小さくなったりして動いてる

そうです。

不思議な動きですね。


✱発展✱

私も未だに先生たちの本は常に読んでいます。

「覚えられないというよりは本を見ていると本の文字の上に

言葉が浮かぶからです。」

カードの意味を全て覚えなくても、タロットの本を読みながらでも、大丈夫です。

本を読むときには目を使っていますね。

読むのは無意識になります。

目を使うということは、タロットカードの本を読むときでもスクライングを試してみてください。

そこで頭に浮かんだイメージや言葉を大切にしていってください。

また体内の外から内に文字が入ってきて本から思考に意識が移り変わっていきます。

その経過こそ霊感が備わるための練習になります。



カードの意味は占者の価値観で出ています。

有名な先生の本通りにやって当たる訳はないのです。

あなたの今の価値観が本当に如実に影響するのです。

有名な先生の本に。。。

今シャッフルして出てきた(あなたが意味を考えている)カードは、どのような意味であると書かれていましたか?

【恋愛】

【駆け引きを楽しむ】

(本当に恋愛の駆け引きを楽しめる人なんているのかな・・・)

ほら、そこには無意識にあなたの価値観が出ているではありませんか。

あなたは恋愛の駆け引きを楽しめる人ではありませんね?

では、カードに恋愛の駆け引きを楽しむと言われても納得しないはずです。

納得できないのであれば、今後そのカードを恋愛の駆け引きを楽しむと読んでいってもリーディングでは外れていくことになります。

その自分の価値観を考えさせ自分の人間性までも考えさせてくるのが、タロットなのです。


ではここからは本に書いてある通りの事柄から

あなたの価値観に移動していきましょう。


この意味のスライドがリーディングにおいての

意味のスクライングテクニックであるのです。

一枚のカードに関係する数々の言葉の中から

ひと掬いの言葉を。

もう一度、カードをスクライングしてみて

ひとつだけの言葉を。

見つけることがタロットリーディングの真骨頂だと思います。

こうして自分のカードの意味を身に着けることができるのです。


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