見出し画像

大相撲テレビ観戦記【令和6年九月場所-後半編】

大相撲令和6年九月場所が終了してすっかり相撲ロスなところで振り返り〜後半編〜をば!

前半編はこちら↓




今場所の結果一覧

幕内優勝:大の里
十両優勝:尊富士
幕下優勝:羽出山
三段目優勝:川副
序二段優勝:清水海
序ノ口優勝:豪聖山

殊勲賞:若隆景
敢闘賞:大の里、錦木
技能賞:大の里

幕内の星取表

幕内優勝:大の里!

今場所は幕内・十両と14日目に優勝が決まるという展開になったが、運のいいことに(?)私はその日会場にいた。
わりとあっけなくその瞬間は訪れるものだとは思ったが、先場所初めて千秋楽を観戦するという体験に引き続き優勝の瞬間を観ることができたのは貴重だった。


今場所は何といっても大の里が強かった。
様々な注目ポイントがあったがそれらをかっさらっていくかのような圧倒的な強さだった。
もともと恵まれた体格や相撲センスなど注目を集めていたのも記憶に新しいがこれから先の期待が尽きない力士だと感じる。

そんな大の里に負けないくらいの強さを見せているのが尊富士だ。
入門してからものすごいスピードで勝ち上がり現時点での勝率は9割だという。驚異的...。
今年1年でみても、十両優勝→新入幕優勝→怪我による休場で十両へ→再び十両優勝というめまぐるしさだが、こちらも期待が大きな力士だろう。
来場所幕内に上がるかどうかは定かでないが、大の里、尊富士らの世代力士たちがメキメキと頭角を表しているのが楽しみだ。


霧島への期待(個人的な応援)


霧島は私の応援する力士の1人である。
今場所は本来の良さを生かした相撲が多く、応援する側にも力が入った。
来場所に繋がる良い相撲が多かったのではないだろうか。
大関に返り咲く日を楽しみにしている!!


幕下→十両の熱い取組

幕下上位から十両にかけて、なるべく毎日テレビで追うようにはしていたのだがこちらも熱い取組が多かった...。
相撲は幕下上位五番が一番面白いと言うが、まさしく!
相撲を観はじめて2年とちょっと、
ようやくこのあたりを楽しめるくらいにははまってきたのだが、
入れ替わりの激しい幕下上位も観続けると本当に面白いのである。

個人的に注目しているのは安治川部屋の安青錦(あおにしき)。
安治川親方の自著伝を読んで、非常に面白く人柄が良いなと思ったのだが、
親方となって独立後起こした部屋に所属する力士たちが着実に力をつけてきている。
安青錦の勝率もなかなかだと思うが、さらに上に上がってどこまで勝てるのか、どこまで強くなっていくのか見逃せない。


貴景勝の引退

前のnoteにも書いたが、相撲ファンにとって衝撃が走ったニュースだったと思う。
私が相撲を見始めた頃にはすでに大関だったし、優勝の瞬間も何度もみた。
それゆえ上がってくるまでの過程とか彼の相撲に対する姿勢などはまだまだ知らないこともたくさんあったと思うのだが、
あらゆる意味で強く、立派な力士だったように思う。
これからの人生が幸あるものであってほしいし、お疲れさまでしたという気持ちでいっぱいだ。


木村庄之助、お疲れさまでした。

立行司の38代木村庄之助が停年に伴い、最後の場所となった。
深くハマればハマるほど、行司・呼出など相撲を支える力士以外の人たちの働きにも注目しているファンが大勢いることに気づいた。
特に地方巡業に行ったり、本場所も朝からじっくり観ていると実に働き者で、仕事がたくさんあることがわかる。
相撲に限らないことと思うが、SNSの発達やWEBメディアなどで様々な角度から発信できる世の中であると、
表に立つ人だけでなく支える立場にある人たちにもスポットライトがあたり、ますます注目度が高まることと思う。

話を戻して、相撲の世界で50年行司として務めを果たすということは社会人人生数年の私にはその心中は想像が及ばない域ではあるが、
千秋楽の一番、所作の一つ一つをみて、終えた後の姿をみて感動した。
会場の人たちからの「お疲れさま」「ありがとう」というメッセージを画面越しで何とも言えない気持ちで見つめていた。
こうやって次の人へ受け継がれていく様をこれからも見続けたい。

まとめ

総じて、新しい時代を切り開く若い力士たちの相撲、強くかっこいいベテランの力士たちの相撲は本当に熱く最高の15日間だった。

今場所を経て、細かい用語や技などの知識がまだまだ甘いなというのが自分の反省だった。
もちろん本当に細部まで知るのはなかなか難しいわけだが、
これから応援していくにあたり少しずつ知識を増やしていきたい。

↓↓↓締めといえば、エンディング↓↓↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?