Chika

’95年生まれ  音楽鑑賞、大相撲観戦、読書が好きです。

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『MIU404』抜群のストーリー展開と心打つ台詞の数々

今更ながらまとめて鑑賞。 ドラマを毎週見るというのはどうにも続かないのだが、ある程度まとめて見るとなるとノリにノッてる時は意外といける。 ドラマの概要はこちら↓ 「機動捜査隊」という現場に最初に駆けつける警察官に軸にしたドラマだ。 面白いと評判には聞いていたが、予想以上に面白かった。 主人公の2人の特徴・性格についても的確にわかりやすい説明が述べられているので省略するが、 刑事ドラマによく見受けられる全く異なるタイプの2人が互いの長所・短所を補い合っていく。 基本的に

    • 10月に読んだ本

      今月はドラマをたくさん観たり、お出かけしたりと読書から離れる時間も多かったので少し少なめ。 そしてボヤボヤしているうちに11月になってしまった。 来月はもう少し読みたい。 もうすぐ相撲の季節です。 1年締めくくりの場所です。 幕下上位にも注目!↓ 新川帆立作品を全部読もうキャンペーン↓ 初めての一穂ミチ作品。 だいぶ忘れてしまっているぞ...1ヶ月早い↓ ガッツリ量あり、内容も面白く。 さすが宇垣美里さんのおすすめ本。↓

      • エヴリン・ヒューゴからみる表で生きる人たちの葛藤と真実とは何か

        久しぶりに分厚い小説を読んだ。 翻訳もので、読書家の宇垣美里さんがオススメしていたので読んでみた。 あらすじは↓ ハリウッド女優として長年注目を集め、富と名声を持っている女優エヴリンは、7度の結婚を経て晩年を過ごしている。雑誌「ヴィヴァン」のある記者を指名して、自分の生涯についての真実を語っている。 現在地と回想を行き来する物語。 実際の役者・そこに関わる人々の生活の様子はわからないが、 もしこの小説が限りなく現実に近い舞台でフィクションとしているならば、表に出ている情

        • イギリスを堪能!フィンジをオケver.で聴く

          フィンジのクラリネット協奏曲をオケver.で聴ける日がくるとは...! ○エルガー:序曲《南国にて(アラッシオ)》op.50 ○フィンジ:クラリネット協奏曲 ハ短調 op.31(1948-49) ○ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲第9番 ホ短調(1958) 大変失礼ながら、個人的にフィンジの並べる音は簡単なイメージがある(すごく失礼)けれど、それ故に?音楽をどう聴かせるかだったり、貧相に聴こえないようにするというのがすごく難しい作曲家なのではと思っている。 座席がオケ側だっ

        『MIU404』抜群のストーリー展開と心打つ台詞の数々

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          青島俊作は今の私と同い年だった

          Netflixで配信されている『踊る大捜査線』のドラマを観た。 青島 随分前に全話観たことがあったと思うのだが、当時の印象としては、主人公の青島は脱サラして刑事になった若手刑事、程度の印象だった。 なんと、設定は今の私と同い年だったのか。 なんだかいろいろ思うところあるなぁ... 室内でタバコを吸いまくる様子や、ハラスメントとも取られかねない発言もあったりとなかなかに時代の変化を感じた。 また、今だから思うのは「いやいや、それは配慮が足りないのでは???」と思うような場

          青島俊作は今の私と同い年だった

          秋の鎌倉旅日記

          ようやく秋らしい気候になってきた三連休の週末、鎌倉に行く。 高校の遠足ぶりに足を踏み入れた鎌倉は他の観光地同様に海外からの観光客で賑わっていた。 1時間半弱、鈍行電車に揺られて向かった鎌倉を朝から満喫しました。 10:00〜小町通り下見からの鶴岡八幡宮へ まずはここへ。 お参りして、自祓い所で輪っかをくぐって、御朱印をいただいた。 天気に恵まれた中で和装での結婚式をされている方がいて、ちらりと様子が見えたがこんな感じなのかぁと新鮮だった。 (余談)式の最中なので当事者の

          秋の鎌倉旅日記

          【ドラマ感想】NHKドラマ『3000万』②

          生活って大変。 家族って難しい。 決して特別な悩みばかりではないと思う。 家計のこと、夫婦のちょっとしたすれ違い... 「持つべきでないお金」を手元に持ち続けているからこそ、その特別でない悩みが膨らみに膨らんでいる。 しかしながら! 第二話とんでもないところへ進んでしまった... さらなる罪へと手を伸ばしていく。

          【ドラマ感想】NHKドラマ『3000万』②

          『ツミデミック』からみる世の中の変化の動き

          一穂ミチさんの『ツミデミック』を読了。 コロナのパンデミック時〜その少し先を舞台に描かれた6作の短編からなる小説。 2020年、新型コロナウイルスの世界的流行にパンデミックとなりロックダウン、外出自粛、マスク生活、医療の逼迫など数えきれない異常事態が続いたが、 それももう4年前のことになるのかというのはにわかには信じがたい。 私も昨年感染したし、今やもはや運としか言えないようにもなった気がする。 この短編ではその当時に起こった出来事を元に描かれている(と思う)こともあっ

          『ツミデミック』からみる世の中の変化の動き

          『SHOGUN』の世界

          今更ながら話題の(!?)『SHOGUN』を鑑賞。 時代劇はほぼ観たことがなく、大河ドラマなどで取り上げられたものでも戦乱の様子がメインとなるものはほとんど避けてきた。 刀で斬りつけ合うのがどうも苦手なのだ。 『SHOGUN』は、様々な賞にノミネートされた時に報道番組で取り上げられていたのをみて、圧倒的映像美や舞台セット、何より真田広之さん始めとする作品に関わった人たちの拘り・心意気を聞いて興味を持った。 とはいえ時代劇は苦手という気持ちでなかなか渋っていたのだがついに重い

          『SHOGUN』の世界

          法律×エンタメ小説【本の感想】

          新川帆立さんの小説を片っ端から読んでいる。 『元彼の遺言状』『倒産続きの彼女』は既読で、『競争の番人』は1冊目のみ読了。 エッセイ2冊を読んだことで、他の作品も読みたくなった。 エッセイの感想はこちら↓ まだまだ途中なのだが、この作家の作品全部読みたい!と思った時にはかなりの量になっておるということはまあまあよくあると思う。 しかし!まだ今なら間に合うのではということで、頑張って読んでいこうと思う。 縁切り上等! 縁切寺の娘で、離婚を専門とする弁護士が自分の元に訪れる

          法律×エンタメ小説【本の感想】

          【ドラマ感想】NHKドラマ『3000万』

          最近ドラマを観るのはご無沙汰になっている。 決まったシリーズや過去の再放送などが中心になっているが、 偶然テレビをつけていたタイミングに観たNHK土曜ドラマ『3000万』がめちゃくちゃ面白い! ストーリー 感想 主人公家族はどこにでもいるような平凡な家庭だと思う。 真面目で日々の生活を頑張っている主婦であり母である。 派遣先の職場にはパワハラ気質(というかパワハラ)上司がいて日々溜まるストレス... 周りの子よりもピアノの才能に可能性があり、先生からのやんわりした圧もあ

          【ドラマ感想】NHKドラマ『3000万』

          サルヴァトーレ・シャリーノ『ローエングリン』鑑賞記

          久しぶりの音楽鑑賞記録。 この公演、本当にいたるところでチラシやら告知を見るので、いよいよという感じで鑑賞してきた。 なかなか先進的で現代音楽×演劇の融合というような感じで、 正直な感想としてはうまく解読できないまま終演してしまった...。 それは予習が足りていないのかもしれないし、 ひとえに現代音楽や作品そのものなどへの感受性が乏しかったのかもしれないし、 なんとも言えない。 (なので、これから出てくるであろうプロの批評を楽しみに読みたい!) ただ言えるのは、主演であ

          サルヴァトーレ・シャリーノ『ローエングリン』鑑賞記

          自分のいた位置と重なった

          ずっと読みたかった『関取になれなかった男たち』/佐々木一郎 を読了。 大相撲記事と言えばのお一人、佐々木さんの著書タイトルはずっと気になっていた。 「関取」とは相撲の格付け(序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内)の中から上位の二つ十両、幕内力士のことを示す。 幕下と十両の間には待遇などをはじめとした大きな違い、応援などの度合いや服装に至るまで幾多の違いがある。 それゆえに番付をあげようと必死の幕下力士、番付を落とすまいと必死の十両力士の闘いが非常に熱く、「幕下上位五番ご

          自分のいた位置と重なった

          9月に読んだ本

          9月が明日で終わります。 いつのまにか2024年も残り100日を切った模様です。 ようやく涼しい日というのが出てき始めましたが、今年はどのくらい秋があるのでしょう... 秋!!! 食の秋、芸術の秋、スポーツの秋、読書の秋と、 ◯◯の秋と呼ばれる季節です。 10月もたくさん読んでいこうと思いますが、 ひとまず今月読んだ本をまとめていきます。 1.ハリーポッターと死の秘宝(下巻) ようやく読了したこのシリーズ。 次の目標は何にしようか考え中〜。 2.新川帆立さんエッセイ2

          9月に読んだ本

          辻村深月さんの描く世界

          「あの本、読みました?」という鈴木保奈美さんをナビゲーターとした読書家のためのテレビ番組がある。 すごくコアなテーマで、ガチな読書家を紹介してくれる番組でここ最近のお気に入りだ。 とある回で、紀伊國屋書店イトーヨーカドー木場店にて面白いフェアがやっていると紹介された。 それは本をたくさん売って売って売りまくって辻村深月さん遊びに来てもらうことが最終目標な「辻村深月」フェア というもので、 通常出版社ごとに並んでいる作家の書籍をぎゅっとまとめ全作品が揃っている!という 辻村さ

          辻村深月さんの描く世界

          「働く」について考える

          『この世にたやすい仕事はない』津村記久子 を読了。 新卒から長く勤めた職場をバーンアウトし、 その後紹介所で紹介された仕事をポツポツと続けていくというお話。 ・怪しい人物を見張るために監視カメラの映像をチェックする仕事 ・バスのアナウンスを考える仕事 ・おかきの袋裏(豆知識とかが書いてあるやつ)を作成する仕事 ・路地裏をまわり、ポスターを貼る仕事 ・森林公園の中の小屋に通い詰める仕事 かなり変わったセレクトだが、 実生活の中で想像できそうできない微妙なところをついてくる

          「働く」について考える