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気まずさを引き受ける

昨日は、子どもたちが浴衣コンテストに出場した。お世話になっている方から声をかけてもらったのがきっかけだった。

ランウェイ的なものを歩いて、審査員の前でポーズをとる。大丈夫かなあ?と思ったけれど、子供たち2人だけで出られる様子だったので、2人だけ出てもらうことにした。

待ち時間での練習中、審査員の前でのにっこりポーズはバッチリだったのに、ランウェイのはじめになると、ママも〜とやってくる2人。係の人には、「お母さんも出ても大丈夫ですよ!」って言われたけれど、2人でできるのであれば、私は裏方でいたい。

なんだかんだ2人は歩き出し、審査員の前まで歩いていった。そして、そこにしばし留まり、ひととおりモジモジして、歩き始めた場所に帰ってきた。

モジモジしている間、正直、私自身が気まずかった。一緒に出れば良かったのかもしれない。でも、できれば見守りたかったし、彼女たちがやってのけられるのかが楽しみだった。また、審査員の前に来たところで、「はい!○○ちゃん、ポーズ!」というのは、なんかしっくり来なかったし、ステージママでもない。だから、気まずさもグッとこらえて見守ることに徹した。

子育てしてると、気まずいことって結構ある。子供は気まずくないけど、親にとっては気まずくなってしまうシチュエーションが。

そんな時も、相手の心や体を傷つけない状況であれば、しばしの間、透明人間になって、気まずさも含めて見守りたいと思う。そして大人も含めて、そんな関係を築いていけるといいなあと、改めて思った。

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