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教えない子育て

少し前、川へ遊びに行った。その時撮った写真を振り返っていて、思わず笑ってしまった。

そこには、シュノーケルをつけ、臆することなく泳ぐ娘の姿があって、正直驚いた。

娘は特にスイミングを習っているわけではない。水遊びが大好きで、家や保育園でプール遊びをしたり、お風呂で水中眼鏡をつけて潜ったりはしていた。それにしてもすごいなあと思いつつ、待てよ、って思った。

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たぶん、私の真似をしてる・・・、そう思った。

その日の午前中、私は嬉々として川で遊んでいた。私は以前、環境NGOに勤務し、水生生物の研究員として働いていたことがある。そんな仕事をするくらいには、川や海で遊ぶことが大好きだ。

川に遊びに行った日も、網で生きものを捕まえたり、水中に潜ってずっと魚を観察していた。その様子はしっかりと子どもたちに見られていたようだ。

その日の午後、長女は私からシュノーケルを奪い、帰ろー!というまでずっと泳いでいた。

私たちは教えられなくても、学べる。

学校の勉強のように、教えてもらった方が効率的に学べることもあるけれど、自分でやり方を模索して、多少痛い思いをしながら学んだほうが身になっていることも、実際は多い。

だから、子どもたちには何かを教えるというよりは、自分自身の問いや課題に対して真摯に向き合い、めいいっぱい遊んで人生を楽しもうと思う。

節操は保ちながら・・・。

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