変わるのではなく、変わったことを信じる

「何かやることを変えるっていうよりは、自分の中で自然に変わったことを信じたいんですよね。」

生活の中で、着る服が変わったり、好きな食べものが変わったり、好きな写真が変わったりすることがある。

新しいことや分野に挑戦する時に、どんなことを考えていますか?と、質問したらこんな言葉が返ってきた。

何かを「変える」のではなく、そういえば気づいたら変わっていたという感覚を信じたいんですよ。自然に自分自身が変わった(と気づいた)タイミングで、新しく好きになったことに挑戦していますね。ああ、自分は今、これがやりたいんだろうなあと思うんですよ。

と話す、その人の言葉がとても新鮮だった。

行き詰った時に、新しいことに挑戦する。
なんか、このままじゃいけない、成長できないような気がするから新しいことをやってみる、というのはよく聞く話だ。

だから、そんなもやもやが蓄積し、ちょっとずつ変化している自分の気持ちをすくい取って、信じて、新しいことをやってみるという考え方はとても新鮮だった。

変わりたいと願うとき、実は変わりかけているのかもしれない。その芽を見過ごさないように、外ばかりではなく、自分自身の内側にもちゃんと目を向けたいと思った。

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