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こっちにおいでよ

ここ最近、ずーっと考えていることがあって。受け身だった人が、能動的に何かを始めるスイッチみたいなものって、いつどんな時に押されるのだろう。

例えば、ずーっとイベントに参加する側だった人が、イベントを企画する側に飛び込む時。

勉強会や講座に参加するだけだった人が、習ったことを実践しようと、一歩を踏み出す時。

amazonで何かをポチるのとはまた違う、そのスイッチを押してみたくて、どうやったら押せるのかをずっと考えている。

というのも、〇〇講座が終わったら△△講座へ行って〜と、学びの機会をぐるぐる巡っている人が結構いて。余計なお世話と思いつつ、もったいないな〜、仲間が欲しいなあと考えていたのだ。

私が「やる人」の側に回ったのは、小さなきっかけの積み重ねだったと思う。もちろん面倒なことも沢山あるのだけれど、やる側に回った方がやりたかったことをやれるから圧倒的に楽しめるし、学びが多い。そして、やってみないと分からないことって、いっぱいある。

今の自分たちのキャパでは、これくらいの参加者しか受け入れられないね、とか。
お菓子とか飲み物を準備した方が、もっとゆったりと運営できたかもね、とか。

主催者側に回ることで得られる満足感や達成感、学びに気づいてからは、できるだけ、参加者ではなく主催者側に回るようになった。

また、自分が求めているものや欲しいものにぴったりな何かを他者が用意してくれることって稀だ。こんなイベントや映画が近くであったら、学びの機会があったら・・・・。田舎で暮らしていると、基本、無いもの・ことの方が多い。

そんな無いものやことに対して、行政に文句を言っても解決しないし、時間は過ぎていくばかり。それだったら、自分でやった方が早いし、楽しいと考えて動いている。

最近は、やる側の仲間を増やしていくためには、小さな実践の場を用意して、誘ってみることが大切なのかもしれない、という仮説にたどり着いた。

一緒にやってみない?
あなたがやってることって求められているかもしれないよ!

本を開けば壮絶な起業の物語が書き記されていることが多いけれど、圧倒的に多いのは、小さな一歩の物語だと思う。

来月、お母さん仲間でイベントに出展する予定がある。みんなの得意技を集めて新しい展開が生み出せるといいな。

\読んでくれてありがとうございます!/ 頂いたサポートは地域の中で使い、ご縁をぐるぐる回していきたいと思います。