サンクコストを乗り越えて

年末に振り返り会に参加し、1年を振り返ってみて、一昨年あたりからなんだかぐっと生きやすくなってきたなあ、と感じている。

不健康に誰かと比べすぎることもなく、目の前のことをコツコツと積み上げながら子育てをしていく。そんな日々がしっくりきていて、このまま、えいやっと40代に突入できればいいなあと考えている。

そんな振り返り会でふと考えたのだけれど、「これからどんな風に生きていきたい?」と問われたら、私は今間違いなく、「サンクコストにとらわれず、決断できるようになりたい」と答えるだろう。

サンクコストは、わかりやすい言葉で言うと、「どうやっても取り返すことのできないコスト」となります。すでに支払ってしまった費用、取り返すことのできない過去の時間はサンクコストの対象です。
(引用元:https://blog.kairosmarketing.net/marketing-strategy/what-is-sunk-cost/)

尊敬する友人たちは、サンクコストにとらわれずに決断することが、ずば抜けてうまい。せっかく時間とお金をかけてリフォームした家やお店を手放し、自分や家族にフィットする生き方を今も追求している。

もちろん、決断の裏側には様々な苦労や葛藤があったことも知っている。それでも覚悟を決めて決断した生きざまに、本当に自由に生きるってこういうことなんだろうなと教えてもらった。

社会はみんなの役割分担でできていると考えているのだけれど、私にも覚悟を決めてサンクコストを乗り越え、決断することができるのだろうか。

もしかしたら、今は埋もれていて見えないけど、あの時実は大きな決断をしてたんだなと振り返ることもあるんだろうか。

こんまりさんのときめき片付け本を何度読んでも実践できないことは、サンクコストを乗り越えられないことと関係しているんだろうか。何か大きいものをえいやと捨てたら、覚悟は後からついてくるのだろうか?

そんなことを考えながら、覚悟というか心を鍛える1年にしたいと思う。

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