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レビューから離れて、自分のものさしを育てる

物を買う時や何かを観る時に、前もってレビューを確認することが増えた。というより、レビューを全く確認せずに何かを買ったのがいつだったのかを思い出すことの方が難しい。田舎に暮らしていると、商品をいろいろ比較しながら買い物できる機会はそんなに多くないので、できるだけ地域内で買い物をしたいけど、どうしてもネットじゃないと手に入らないものも結構ある。

だから特に値段がはるものの場合、その商品を実際に購入して使ってみた人の感想を参考にして購入するかどうかを検討したい。そしてその評価は大筋当たっていて、失敗した~と思うことは少ない。

でも、本とか映画とかドラマとかpodcastとか、人の好みによるものについては、もうそろそろレビューから離れてもいいんじゃないか、むしろ離れた方がいいんじゃないかと考え始めている。

というのも、他の人のおすすめや人気だからと聞いてみたpodcastが全然おもしろくなかったり、逆にこのドラマあんまり人気ないなと思って観た韓国ドラマが、自分にとってはめちゃめちゃおもしろかったりすることがここ最近多かったからだ。

もし、誰かの評価やnetflixやAmazonなど各種サービスのレコメンド機能にばかり頼っていたら、自分が本当におもしろいと思う作品に出会う機会は減り、そんな作品に出会えるまでの時間も相応に必要だろう。当たり前だけど、何をおもしろいと思うか、おもしろくないと思うかは人それぞれで、結局は自分で確かめるしかない。他者の評価よりも、自分がピンと来るか来ないかで決めた方が、最終的にはいい作品との出会いも高くなり、自分の感度や軸を磨いていけるように思う。

ここまで観たり聞いたりするコンテンツについての話を書いてきたけど、食べ物やさんだっておんなじ。お店の料理も雰囲気も自分がどう感じるかは他者の評価によらない。そして、☆が3.5が以上のお店という情報ばかりに頼っていたら、自分のものさしは育たない。

人もおんなじ。あの人はああいう人だからって言うのは本当か?結局は自分次第。だからこそ、人の話や評価に耳を傾けつつも、意識的にそこから離れてみることも大事にしたいと思う。



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