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作品をどう楽しむか?中村佳穂さんのライブに行って考えたこと

ライブに行ったのは何年ぶりだろう?

先日、中村佳穂さんのツアーに行ってきた。5月にチケットが発売された時、コロナの状況や仕事の都合で行けるか分からなかったけど、チケットを購入した自分に全力で感謝したい。

ライブに行きたいと思ったきっかけは、昨年の夏ごろに竜とそばかすの姫を映画館で観たことだった。私が暮らす町には映画館がないし、近くにもない。映画を観ようと思ったら、片道1時間かけて高速を運転し、映画館に行く必要がある。だから、「この映画観たいな。でも、DVDが出てからもでもいいかな。」と思ってしまうことも少なくない。

それでも、竜とそばかすの姫は早く観たかった。描かれている場所が高知だということと、信頼する人たちが「めちゃよかった、主人公ベルの声を担当している中村佳穂さんが特によかった」とSNSに投稿していたからだ。

というわけで、車を走らせ水曜日のレディースデーに観に行った。信頼している人たちの言葉通り、本当に良かった。ストーリーの中でベルが歌うシーンが結構あるのだけれど、映画館の音響で聞けたからこそ、より深く映画の世界観に入り込めたように思う。帰り道はspotifyでサントラを聞きまくりながら、高速を走った。

そして時は流れ、紅白歌合戦に出場するメンバーが発表された。中村佳穂さんとmillennium paradeが一緒に出場し、コラボした竜とそばかすの姫の主題歌「U」を歌うこと知って、めちゃめちゃうれしかった。

大みそかにそのステージを実家のテレビで観たのだが、もう最高だった。トリではないかと勘違いもしたし、今まで見た紅白のショーの中で一番良かった。そしてその時、絶対にライブに行くぞ!と思った。

さらに時は流れ、年が明け、中村佳穂さんのツアーが秋から始まることを知った。一番近い場所が岡山で一瞬ひるんだが、チケットを買い、行けたのがつい先日のこと。

最高でした。

照明もめちゃよかった、プロのステージはやっぱりすごい!

そして改めて思った。

ライブ>>>>>映画>>>>>TV・DVD

だと。当たり前かもしれないけれど、映画よりもライブで聞いた歌・音の方が圧倒的によかったし、TVやDVDよりも映画館の方が断然良かった。家でもそれなりの音響設備があると違うのかもしれないけど。同じ人の声を異なる楽しみ方で体験できた貴重な経験になった。

また、私も小2の長女と一緒に行ったけれど、会場には、子どもたちと一緒にきている家族も多かった。他のお客さんが心から音楽を楽しんでいる様子を見て幸せな気持ちにもなった。

今は、いろんなアーティストのライブDVDも販売されていて、家で過ごしながらライブを楽しむこともできる。さらに、ライブに行った人は、DVDを見ながらライブの体験を思い出すしより楽しむこともできるだろう。1つの作品やライブにはいろんな楽しみ方がある。

改めて、作品をどう楽しむのか?ということ自体も、楽しみながら選択していきたいと感じた体験でした。

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