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夏休みの所感

少し前に、キャンプへ出かけてきました。6歳の娘は波止から飛び込めるようになり、4歳の娘もライフジャケットをつけていれば、足がつかない場所でも一緒に行けるようになったり、プカプカ浮いていられるようになったりしました。

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長女はライフジャケットをつけてずーっと海に入っていて、ほとんど上がらず、泳いだり、プカプカ浮いたりしてました。飛び込みも、1日目は怖くてほとんど落差の無い場所で練習していたけれど、2日目には落差が1m以上、深さが2~3mくらいある海へどぼんと、ジャンプできるようになりました。

あまり無理はさせず、でも、できるようになったら楽しいよと伝えたり、一緒に行っていた小学生男子が飛び込みを楽しんでいる様子を一緒に見たり。じっくり時間を経て、怖いよりもやりたいという気持ちが育ってきたようです。できなかったことが、できるようになっていく面白さを、親の視点から楽しませてもらっています。

キャンプに行ってる時に、おもしろい話を聞きました。

最近、四国水族館に行ったんだけど、四国の水辺を再現した展示がめちゃくちゃ良かったんよ。で、一緒に連れて行った中学生・小学生の子どもたちが、「これ、良くできてるな~。」って感心してたのが印象的だったんよね。彼らは本物を知ってるから。

彼らは両親とともに、海や川などの自然に出かけ、本物の自然を知っているから、その展示が精度高く再現されていることに気づけているという、親の視点が印象的でした。

そして、入社1年目に水生生物の研究員として働いていた時に、先輩に言われた言葉を思い出しました。

今のうちにできるだけ、今ある本物の自然を見てきて。じゃないと、再現しなければならない状況になった時、再現できないから。

ここでは、本物の自然とは何か?という議論は一旦横に置かせてもらいますが、先輩の言葉を胸に、当時、素直だった私は(笑)いろんなところへ出かけました。

豊岡へコウノトリを見に行ったり、佐渡へトキを見に行ったり、山口県に飛来するツルを見に行ったり。岡山にいるアユモドキ(淡水魚)も見に行きたいけど、まだ行けていません。

あっという間に、娘は小学1年生になりました。この夏休みに何度一緒に自然の中へ出かけられるか分かりませんが、できるだけ豊かな自然の中へ出かけて、いろんな体験の機会をつくりたいなあと考えています。

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