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韓国ドラマを観ながら自分を取り戻した話

12月から、韓国ドラマにどっぷりとはまっている。

SNSで「太陽の末裔」の広告を見てどはまりし、「キム秘書はいったい、なぜ?」を見て、パクソジュンにはまり、「彼女はキレイだった」を見て、ファンジョンウムにはまり、「キルミーヒールミー」、「サムマイウェイ」と睡眠を削りながら、ドラマの世界観にどっぷり浸かった。

上にあげた作品はどれもよかったけれど、個人的No.1は、「彼女はキレイだった」!

15年ぶりに初恋相手に会うことになった主人公のヘジンが、かっこよく変身したソンジュンに会うのをためらい、親友のハリに代打を頼んだところからストーリーは始まる。その後、ヘジンは自分の素性を隠したまま、就職先であるファッション誌の編集部でソンジュンと働くことになる。ちなみにソンジュンはめちゃ厳しい上司(副編集長)の役柄だ。

恋愛か友情か、今と過去、真実と嘘。スートーリーもおもしろかったけど、私がハマったのは、ヘジンとハリのファッションだ。とにかくもう、かわいくて素敵だった。

7年以上前に放送されたドラマだけど、古さを全く感じず、むしろ新鮮だった。私が田舎に暮らしているからかもしれない。セレクトショップも古着屋もあんまり無くて、ユニクロ、GU、しまむら、無印などの服を着ている人に結構出会う。大量に作られた手頃な洋服をどの程度暮らしに取り入れるかは、自分らしさと直結する。

何を着ようと個人の自由だ。だからこそ、私はドラマの中の彼女たちが着る服にときめいた。

一方で自分自身は、洋服迷子になっていた。初めて子どもを産んでから8年が過ぎたけれど、その間、あんまり服を買っていない。

そして買う服は、汚れてもよくて、動きやすいデザインのものばかり。気づいたら毎日同じような格好になり、たまのお出かけに着るような服もなく、鏡の前で途方に暮れることもあった。そもそも何を着たらいいのか、何を着たいのかもわからなくなった。

そんな私がドラマを繰り返し見ながら、この服の組み合わせめっちゃかわいい!と手帳に書き写したり、ネットで調べてPinterestに保存したりした。

そして、子供と過ごすための服でも、仕事のための服でもなく、自分のための服を何着か購入した。

できればシンプルに生きたい。でも、自分らしさは忘れずにいたい。新しい1年は、少しずつ自分らしさを取り戻す服を増やしていきたいと考えている。

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