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比較優位の法則とは:GLOBIS学び放題で文章を鍛える(5)

比較優位の法則とは

仕事は、配慮がないと どうしてもできる人に集中してしまいます。チーム全体で業務効率向上を考えた場合には、限られた資源を有効に活用することが大切です。能力が高い人には、そのうち「アウトプットがより大きな業務」に時間を使ってもらうとともに、チームメンバーが得意とする業務を振り分けることでチーム全体のアウトプットを上げることが肝要です。
https://unlimited.globis.co.jp/ja/courses/147edf3a/learn/steps

もう少し詳しく、個人的に考える留意点

業務の効率、ビジネスの効率を考えた上では数字で表現できるかもしれません。ただし一人ひとりで考えると慣れない仕事へ異動となる場合にはモチベーションの問題が発生するかもしれません。会社全体で考えると(アウトソーシングにより社内の業務がなくなった場合には)今までの仕事が社内からなくなることで会社としてのノウハウもなくなり、その分野での独自性(≒先進性につながる可能性もある)が失われるリスクもあります。確かに現時点では優位ではないかもしれませんが、その分野が新しい あるいはブルーオーシャンの可能性があるならば、数字にあらわれないリスクを勘案した上で進めることが肝要だと思います。


自由記述問題

比較優位の観点から考えて、あなたの会社自身ではなく、アウトソーシングを活用した方が効率が増すと思われる業務はありますか。いくつかアイデアを考えてみましょう。

回答(378/500文字)

A製品群の部品は150から300点の部品からできており、ねじやベアリングといった汎用部品は従来から社外品を購入していました。
従来のA製品は、電源+モーター+機構部+先端部 といった4つのパーツに分割でき、モーターと機構部は社内にて一貫設計から製造までしてました。しかし電子制御技術が加わったことから電源部は 電源+電子制御とわかれ、電子制御部が設計の要となり、製品の品質を左右するようになりました。また、国内の生産はコストが高く製品コストに見合わなくなってきました。そこで限られた設計、製造資源を有効活用するため、モーターは製品スペックを明示し、モーター設計者を電子制御設計に振り替え、モーターの製造を社内から購入品に切り替え(=アウトソーシング)することで生産設備を機構部に集中することで、トータルコストと設計期間の短縮を図ることができるかもしれません。
(上記は仮想による記述です。)

AIコメント(改善部分)

改善点としては、アウトソーシングの具体的なメリットやリスク、選定基準などさらに詳細な説明があるとより説得力が増すかもしれません。また、提案した施策の実施計画やタイムラインの具体性を高めることで、実行に移しやすくなるでしょう。
 → アウトソーシングとするか内製化とするかは経営判断によるところも大きいですね。プロセスが変化することで業務が変わる人にとっては、新しい業務を覚える必要があったりするので、単純な製品原価の比較だけでは済まない部分もあると思われます。


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