編集長が選ぶ今月の注目記事!地域新聞社【2024年1月】
こんにちは!
ご存じの方も多いと思いますが、弊社では地域密着のフリーペーパー「ちいき新聞」を発行しています。 千葉県・茨城県の一部エリアで全40版、約170万部を毎週発行。その記事は、各地域にお住まいの「ちいきライター」さんがネタを上げ、取材・執筆してくれています。
そんなライターさんが書いた記事の中から毎月1本、編集長が「これは!」と思う記事を「地域を超えてシェアしたい、今月の1本」としてピックアップしています。
それでは、1月の「1本」を選出理由と共にどうぞ!!
今月の1本に選ばれたのは…
ライターbeさんの「二十世紀梨里帰りプロジェクト」の記事です。
\ ちいき新聞のWEB版「チイコミ!」掲載中 /
【選出理由】編集長 広田より
「二十世紀梨」といえば鳥取のイメージがあるかと思いますが、実は松戸生まれ。「世紀の大発見」と言われながら松戸から姿を消した二十世紀梨の復活を目指す「松戸ブラザーズ」の取材記事です。
松戸が二十世紀梨発祥の地であるという事実を知らなかった人も多いのではと思いますが、当時13歳だった松戸覚之助さんがごみ捨て場で偶然幼木を見つけたというからさらに驚きです。そんな歴史を持つ二十世紀梨の枝木が、110年以上の歳月を経て「里帰り」する。なんともドラマチックでわくわくしますね。
記事中の言葉や写真の表情から、松戸ブラザーズの熱い思いが伝わってきます。果実の収穫を目指す農家には喜んで苗木を譲りたいとのことですので、
記事を通してこの取り組みに共感する人、応援する人とのつながりが生まれたらいいなと思っております。
未来への期待感を持たせてくれるニュースが、人には必要だと思います。
春に愛らしい梨の白い花が咲き誇る風景を見られる日が楽しみですね。
なお、こちらの記事は産経新聞様に掲載中の「いきいき まち・ひと byチイコミ!」のコーナーにも掲載予定です。
beさん、ありがとうございました!
担当編集 信楽より
beさんから原稿予定表が届いたのは、9月でした。
が、松戸版の紙面の予定が合わず、取材をお願いしたのが11月になってしまい、ならばいっそ、年明けの紙面で地元のわくわくするプロジェクトの話題を届けられたら読者の皆さんの励みになるのではと考え、1月の掲載となりました。
この記事が「うまくいった!」と思える要因は、そもそものこの里帰りストーリーがとても心に響くものであることは言わずもがな、それを「松戸ブラザーズの挑戦!」とキャッチーな言葉で表現し、端的にまとめてくださったこと、その松戸ブラザーズがそろって笑顔でお写真に写ってくださったこと、1月の掲載で「春には愛らしい白い花を咲かせる」という情報を盛り込められたことではないでしょうか。
松戸市内のあちこちに白い花の並木道ができて、皆さんがお花見を楽しむ姿が目に浮かぶようです。まだ寒さ厳しい季節に「春が待ち遠しいな」と思わせてくれました。
beさんは、これまで書いていただいた5本の記事でも、確かな取材力で魅力的なコメントを引き出して盛り込んでくださっています。
これからますますの活躍を期待しています!
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