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第1回 関係人口インタビュー :青山詩乃

食堂「みやこ」が実施する関係人口インタビュー!
記念すべき1人目は大学4年生で、食堂「みやこ」の立ち上げメンバーである青山詩乃さん。

大学2年生で初めて宮古に関わり、その後、継続的に宮古に足を運び、今もそして、これからも関わりを持ち続けたいと思っています。

その理由や背景を暴いていこうと思います!

※2021年3月取材当時、大学4年生。

【関係人口インタビューとは】
岩手県宮古市に関わる宮古好きの皆さんに、宮古と関わり続ける理由やきっかけについてお聞きします。インタビューを通じて、多くの人が宮古市に関わることの「楽しさ」や「関わりしろ」を知るきっかけになれればと思います。

青山さん、初のインタビューよろしくお願いします。
早速ですが、まずはご自身について教えていただけますか?

「はい、よろしくお願いします!東京生まれ、東京育ちの大学4年生です。4月からは社会人になります。生まれ育った地元では、青年会でお神輿を担いだり、お祭りを開催したりと地元が大好きです2年前に復興創生インターンに参加してから、宮古のファンになり、「食堂『みやこ』」や宮古市主催の「遠恋複業課in宮古」にも関わっています。」

(Zoomインタビューでの様子)

青山さんからは、地域や人への愛がすごく感じられます!
2年前の復興創生インターンでの経験を詳しく教えてください!

「大学2年生の時に参加した復興創生インターンでは、ゲストハウス3710を運営している(株)日々旅でインターンをしてました。具体的には、宮古の街歩きマップを作る経験をしました。どんな街歩きマップを作ったかというと、人に焦点を当てたマップです。ここにはどんな人がいるのか?ということがわかるマップになっています。観光資源や美味しいものはどの街にも魅力的なものがあるので、また、宮古にきたい!と思ってもらうには、この人に会いたいと思ってもらう必要があるんじゃないかと思って作成しました。」

確かに、観光地っていうと沢山ある中の一つだけど、友達がいる、あの人に会いたいって唯一無二ですもんね。そのマップ今度行った時、使いますね〜!
さてさて、そのインターン中の経験で、宮古が好きになったとのことですが、宮古の人と関わる中でどんな変化がありましたか?

「宮古が第2の故郷になりました。宮古に行くといつもおかえりって言ってくれます。なので、行かない日が続くと、宮古に帰りたくなるんです。」


ほんと、その感情は第2の故郷ですね。そこまで思ったのはなんでですか?

「やっぱり宮古の人ですね!よそ者の私を迎え入れてくれて、いつでもおかえりと言ってくれます。あとは、宮古に対して熱い思いを持っている大人がいることはすごく魅力的でした。さらに、復興創生インターンの時や、食堂『みやこ』もそうですけど、私がやりたいって言ったことを全力で応援してくれるのも大きいです。そんな大人がいるからこそ、宮古ってこれからもっと面白くなるんじゃないかなと思います。あとは、単純に元々海鮮好きなんですけど、宮古の生牡蠣が美味しくて感動したことを今でも覚えてます。笑」


やっぱり人ですよね。(もちろん海鮮も!笑)
僕の運営しているきっかけ食堂でも宮古のイカ王子を筆頭に、全力応援いただいてます。

とはいえ、ここまで継続的に繋がっているにはもう少し理由があるんではないかなと思いますが、その辺りどうですか?


「少し個人的な話も入るんですが、私は昔から大人の目を気にしていたし、大人が嫌いでした。大学生の4年間くらいで、大人が好きになってきました。そのきっかけが宮古でもあります。地元の青年会での経験を通して”大人”という存在に心を開き始め、宮古で出会った大人たちによってさらに、大人を信頼できるようになりました。」

おお、もう少し詳しく教えてください。

「私は割と一般的に良い子、大人の目を気にして、良い子になっていたなぁと思っています。全員じゃないと思いますが、大人は自分の意見を押し付けてくるってイメージでした。でも、宮古の大人に会って、『大人って信頼しても良いんだな』って思いました。宮古の日々旅スタッフや宮古で出会った大人を通して、大人だからこそ、私たちのためにできることをしてくれる人の存在がいることを知り、私の大人嫌いを変えてくれたと思います。」

なるほど、そんな大人や周りの環境に惹かれて、宮古が大好きになったんですね。
いい話だ、、、!今後の宮古との関わりは、どうしていきたいですか?

「まだわかりませんが、いずれは宮古に移住したいと思っています。関われば、関わるほど宮古のことずっと思っているんですよね。だから、まずは関係を絶やしたくないと思っています。宮古の街の人、ヨソ者が混じり合いやすい、あの感じが自分にとって、ちょうどいいんですよね。」

移住も考えてるんですね!
来年から社会人ということで、どんな働き方が理想ですか?

「好きな人と、好きな町で、好きな事したい、と考えています。そう考えれば考えるほど、宮古でしょ!って思うんですが、まだ検討中です。」

宮古にいったらどんな仕事したいです?

「そうですね〜。宮古にすでにある資源を観光コンテンツにして発信するとか、移住者を増やすこととかをしたいです!子供に対しての居場所作りとかもできたらいいなと思います。あとは、もっと町の人にも、宮古って良いところだよって伝えたいと思っています。」

伝えたい、宮古の良いところとは?もう少し聞きたい!

「インターンの時、街の人に宮古のことをヒアリングすると、宮古は何もないからと多くの人に言われました。しかし、東京からきた私にとっては、宮古の街の雰囲気・美味しいものやあたたかくて熱い宮古の人たちが魅力的に感じました。外からきたからこそわかる宮古の魅力を再発見し、宮古の人に発信していきたいです!その発信を通じて、宮古に住む人が、宮古の街をもっと好きになれば、結果として外からも人が来るのではないかと思います。私がそうだったように。」


結構、具体的ですね。。。!なんか、近々になりそうかと。笑
そんな中、一度は関東圏で社会人になるということですが、関わっていく上でしてほしいサポートとかあります??

「う〜ん、今は特にないですね。前から繋がれるきっかけが欲しいと思っていましたが、今は食堂『みやこ』や遠恋複業があるので、やりたいことがあればできるなって感覚です。」


普通に宮古に住んでないのに、やりたいことができそうって感覚ってすごくないですか?

「確かに。だからこそ、関われるきっかけができたことはとても嬉しかったです。自分の中で、プロジェクトとして繋がりを持つことは、大事だと感じています。住まなきゃわかんないこともある一方で、遠くからでもできることはあると自分自身も思えたし、他にも遠くにいても宮古と関わりたい人はいると思うから巻き込んでいきたいと思います。」

とっても前向きなインタビューで楽しかったです。

青山さん、お話聞かせていただいてありがとうございました!!
そして、食堂「みやこ」はじめ、宮古の関係人口同士、ともに楽しんでいきましょうー!

(インタビュアー:NPO法人きっかけ食堂 弘田光聖)
※2022年4月宮古市地域おこし協力隊とした青山は移住しました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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